とにかく日本茶への入り口を作りたい。自分がやりたいことは、それだけです。
100年使える湯のみ、リリースしました
昨日8月31日14時に、美濃加茂茶舗のオリジナルプロダクトを発売しました。
リモートワーク時代の
100年使える湯のみ
です。
2日目のお昼で、167人の方がサポーターになってくれました。
自分たちだけでなく今回はパートナー企業との共同プロジェクトですし、
見えないところでアドバイスをくれたたくさんのお世話になっている人が居ます。
絶対に良いスタートダッシュを切らないと、との思いが寝ても覚めても止まず、落ち着かない日々を過ごしました。
どんな人が、どれだけの人が、このプロダクトに共感してくれるのか。考えてもわかりませんでした。
なので、初日にこんなにたくさんの人が応援してくれたことが信じられないです。
ひとまず、応援いただいた皆様に感謝します。
クラファン2日目、今日はこのプロダクトを出すにあたって思っていることを書きます。
いい「一区切り」を作る道具が、日本茶への入り口になって欲しい
今回のクラファンでは、見ての通りティーバッグに便利な湯のみを売っておりますが、自分は普段急須とティーバッグを併用しています。併用というより、急須で淹れるケースが圧倒的に多いです。
美濃加茂茶舗は急須を諦めたのか。
急須で淹れる体験より、ティーバッグを推していくのか?
もしそう思われたら本意ではありません。ティーバッグも中に入っているのはリーフですし、嗜好品としてのリーフ消費に寄与するものです。
また、美濃加茂茶舗は急須で淹れるのと同じクオリティで出せるティーバッグしか売っていません。ティーバッグに加工するとリーフのものとクオリティが変わってしまう可能性のあるものは、実は見送りにしている商品などもあるぐらいです。
人はいろんな面を持っているし、
日によって気分も状況も違います。
日本茶を生業にしている自分ですら、今日はお茶の日じゃないな〜って思う時も(稀に)あります。
仕事の時は余裕がない、
サクッと淹れたい。
ティーバッグでしか淹れない「人」ではなく、ティーバッグで淹れたい「とき」に寄り添うプロダクトです。
チャプターを入り口に、まずはお茶を飲むこと自体の魅力に気づいてもらえたら。
チャプターを入り口に、飲み物の選択肢としてお茶があることを思い出してもらえたら。
日本茶だけ飲んでください。
急須でだけ淹れてください。
美濃加茂茶舗でだけ買ってください?
そんなことを思ったことはありません。
自分たちの都合や、嗜好や、決めつけを、誰かに押し付けることだけはしたくない。
日本茶業界が、みんなで、盛り上がっていくそのためだけに活動しています。
どんな形であれ、日本茶を淹れる文化を絶やさない。
それが弊社のミッションであることは、HPにも明記しています。
今回のチャプターを通じて、まず日常の中に日本茶という選択肢や習慣が作れたら、
きっとその先に、急須で淹れるお茶の楽しさや茶器を選ぶ楽しさが待っていて、
少しずつ仕事や暮らしの中で日本茶が登場するシーンが自然と増えていくんだと思います。
だから私たちがやることは、とにかくまず日本茶への「気づき」という入り口をつくること。
今回のプロダクトは、そんな気持ちで届けようとしています!
クラファンの達成は別に私にとっても会社にとってもゴールではなく、その先にある実現したいことに近づくためのものです。自分は2年前美濃加茂茶舗に出会って、日本茶のある生活に助けてもらったので、その時の気持ちを忘れずに居たいと思っています。
まだまだ始まったばかりです。あと一ヶ月、よろしくお願いします。
▼美濃加茂茶舗[チャプター]プロジェクトページ
サポートしていただけたらびっくりします。