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"決める"こと。


なにかを「やる」と決めることは
なにか「できない」ことを認めなくてはいけない。

何かを始めるのに怖い時は、
何かに気づくのが怖い、のかもしれない。


人よりも覚えの悪い自分
緊張してしまう自分
なかなか人気の出ない自分
正直に言い切れない自分
文章化が下手くそな自分


自分ってこんなに出来なかったっけ?
と体感するのが怖いのかもしれない。

踏み出さなければ知らなくて済んだ色んなこと。


でも恐怖心と出会うことができるって
まだまだ成長できる ってこと。



人より覚えの悪い自分は
人よりも感覚が鋭い自分なのかもしれないし

緊張してしまう自分は
自分の力を発揮したいと願う自分かもしれないし

なかなか人気が出ないと悩むということは
自分が人気者になることを確信しているのかもしれないし

正直に言い切れないのは
深く人の心に寄り添えてしまうからかもしれないし

文章化が下手くそなのは
もっと自分の深みを知っているから、かもしれない。



「やる」と決める怖さに飛び込むことは
自分の伸び代を拾い集める覚悟になっていく。


誰しもが初めはゼロ地点。
「やらない」場所でモジモジと生きるよりも
「やる」場所で挑戦してきた仲間と出会う喜びもある。



そして

いよいよまた、自分にもそんな挑戦の時期がやってきた。

5/31より開演の[at THEATRE演劇祭]。

詳細: http://tokyocinemaunion.jp/special/stagefest_info/?fbclid=IwAR0ycKRXUxckukVNbr2OGzeiAZczScN0ggqrTMI-SKd0r0pPsWgnTa7977Y

こちらにわたしは「わたしを題材にしてわたしが書いてわたしが出演する」というお芝居を出品する。


俳優である以上、「誰かの代弁者で在りたい」と願っているけれど、

そもそも自分を代弁したか?と思ったら、やり切ってないことに気づいた。


というわけで、表現者自身の「今を切り取る」というテーマを求められているこの演劇祭で

わたしはまさに自分を切り取った。


やる、と決めること。怖さと向き合うこと。

そういう部分も感じてもらいたくてこの作品を描いたので、挑戦、とか表現、というものにピンときたら是非。

マツダレイナ

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