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【読書】ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論

この本を取ったきっかけは、noteを始めるにあたって、どうやって自分の考えやモヤモヤを書いたらいいか全くわからない、という厳しい現実だった。

noteのアカウント自体は確か2年位前からあって、でも何を書いたらわからず、楽しみ方もわからず、なんとなく放置していた。
だけど、ず~っと心の中に「脳内で考えていることを外に出したい!」という気持ちがくすぶっていて。
そんな私をさておき、妹が暇だから、といってnoteの投稿を始めた。
幼い頃から文章が得意で、身内びいきなしに彼女のエッセイは読みやすく、面白かった。
今ではすっかり飽きてしまったようだけど、躊躇いもなく自分の文章を外界に発表している彼女が眩しく、ついに私も初投稿!
記念すべき初投稿が多くの方に読んでもらえてとても嬉しいです^^

https://note.com/hi_mama3/n/n098e12139320

その後、やはり書きたいんだけど、どう形にしていいかわからないという私にめぐってきた出会い。ライティングの哲学。

書けない悩みなんてお持ちなんでしょうか?謙遜してるの?という感じの立派な肩書をもつ4名が執筆の悩みや、独自の方法論、工夫を語り合う、座談会形式+別途執筆した原稿という独特のスタイルで展開される本。

正直に言う。
著者4名のうち、千葉雅也さん以外は知りませんでした。(え)

でもまあ、ざっと略歴見て私からしたらプロ級の文筆家さんたちです。
悩んでるなんていったって口だけでしょ~と試すような気持ちで読み進めていたら、信じられないくらい思い詰めている4人のおじさまがたがそこにいらっしゃいました。
書くことが自分にとってどんな風に苦しいのか、こんなに言葉豊に語れるなんてもう才能迸ってるな~と思うんだけど、本人たちはあくまで悩んでいる。
なんかそれが可愛かったし、書けないって悩んでいいんだっていう許しを得た感じで気持ちが明るくなりました。

今のレベルの私に一番残ったのは、書くには諦め、断念が必要、ということ。
そして、「幼児性」という言葉もグサッときた。

結局私なんか特にアマチュア中のアマチュアなのに、もっともっとうまく書けるはず!といって文章を完成させないのは単なる「幼児性」であって、子供が地団太踏んで自分はもっとぴかぴかの泥団子を作れるはずだー!!と大泣きするのと近いものがあるという。

や、後半は私が勝手に付け加えたたとえなんだけど。次男が幼稚園で昨日この状況に陥ったようで。

この本は人にポチさせる文章を書くコツ、とかそういうノウハウ本じゃなくて、もっとベースになる精神性について考えさせてくれる存在。そして著者の皆さん、noteの存在が書くことを楽にしてくれた、というようなコメントをしている。やはり文章を書く練習場としてnoteを選んだのは大正解だったのだ。うひひ。

これからもまったりじっくり書いていこう~^^


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