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将来の夢〜大学受験の頃〜

画像はみんなのフォトギャラリーよりお借りしました。


さて、前回の続きの話をしましょう。

私は中学生、高校生と

幼稚園の先生になることを
将来の夢にしながら、過ごしました。

小学校高学年の授業で知った
「手話」に興味をもちました。

区内の手話サークルに通ったり、
市の手話協会?が開いている手話講習会に参加したりしました。

また、民間の団体である「ひよこっち」と
交流を深めるようになりました。

同世代以上の方々が
ろう学校で、街中で、
聴覚障害を理解されず、
様々な経験をしてきたことを
聞くことが増えました。

手話を学び、聴覚障害について
知ることが増えている自分に
何かできることがあるのではないか?

と思うようになり、
将来の夢が少し変わりました。

「ろう学校の幼稚部の先生」

聴覚障害者の先輩方のことを知る私が
ろう学校で子どもたちに伝えられることが
あるのではないか。

そう考え、ろう学校の先生になるために
必要な資格を調べました。
知り合いのろう学校の先生にも聞きました。

そして、小学校教諭と幼稚園教諭の免許、
さらに、特別支援学校教諭の免許が
必要だと分かりました。

この3つ全てを取得できる大学はなく、
基礎免許として必要な
小学校教諭、幼稚園教諭の
免許を優先することにしました。

なんとか4年間で
免許を取得し、卒業しました。
そして、
そのまま、特別支援学校教諭の免許が
1年間で取れる別の大学の課程に進みました。

特別支援学校教諭取得のための大学では、
主に聴覚障害について学びました。
当事者の先生からも学ぶ機会があり、
歴史的に理解を得られずに
大変な経験をしていた時期があることを
知りました。
(今思えば、おこがしいことですが)
理解者の1人として、
ろう学校で子どもたちとかかわりたいという思いが強くなりました。

こうして、
特別支援学校教諭の免許も無事取得することができ、教育実習でお世話になった学校で働き始めました。

この時は教員採用試験に受かっていなかったため、臨時的任用職員としてろう学校の幼稚部に所属しました。

そこから、
なぜ、小学校で働くようになったかは
また次にお話しすることにしましょう。

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