見出し画像

NIKE SBとSKATE LIKE A GIRLのDUNK LOWと鉄人 衣笠選手みたいになりたいという話。

NIKE SBから、SKATE LIKE A GIRLとコラボレーションしたDUNK LOWが出る。

SKATE LIKE A GIRLは、女性、子供、LGBTQ+、BIPOCをサポートする活動をしている非営利団体。差別や偏見によってコミュニティに入れない人や傷ついた人に、スケートボードを通じて力や勇気を届ける活動をしている。

froSkateのDUNK HIGHのときにも書いたけど、彼ら、彼女らは、スケートボードのちからを信じていて、本当にカッコいい。これまでのスポーツでは起こせなかった社会の変化を、スケートボードだったら起こせるかもしれないと、本気で信じている。だから、どんなレベルのスケーターにもトビラを開いている。ヘルメットやサポーターを推奨しているし、ポーザーという伝統もなくそうとしている。同時に、トライすることを諦めないというスケートボードの中心的価値は忘れていない。

NIKE SBのインタビューで、SKATE LIKE A GIRLのメンバーのひとり、Kristinは、SKATE LIKE A GIRLのイベントで「You can do whatever the hell you want(君ならなんでもできる)」と言ってくれる人に出会い人生が変わったと答えていた。これこそ、これから何かを始めようとしている人に伝える言葉として最高のものだ。

地元の富山でスケートショップを始めたとき、地元の上手いスケーターを集めて、いきなり「名店のふり」をするのは嫌だなと思った。時間がかかってもいいから、「スケボーを始める人」を増やすことがローカルショップがやるべきことだと決めた。これからは、スケボーを買いに来た人には、「You can do whatever the hell you want(君ならなんでもできる)」と伝えていこう。

元プロ野球選手イチローのお父さんが、イチローが小学生の時に衣笠選手に「あの子には才能がある。大事に育ててください。」と言われて、めちゃくちゃ感激したけど、衣笠選手は、当時全員にそう言っていたという話があるが、衣笠選手は、テキトーに言っていたのではない。マジで全員に才能があると思っていたし、親に子供を大切にする方法を伝える術を知っていたのだ。自分もそんな大人になりたい。(衣笠選手は、広島カープのプロ野球選手。連続試合出場の日本記録保持者、鉄人の異名を持つ偉大な選手。)

NIKE SBとSKATE LIKE A GIRLのDUNK LOWは、10月15日発売。インタビューでは、スケーターのために壊れにくい素材を選んで、クラシックな雰囲気を大切にしたと言ってたよ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?