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琥珀色になってきた街に似合うGORE-TEXのVANS HALFCABとリアルツリーカモのジャケット。

今年は、VANSのHALFCABが生まれて30周年の節目らしい。
記念モデルが色々出ている中で、GORE-TEXとコラボレーションしたモデルをセレクトした。雨や雪が多い、富山の秋冬にピッタリのスニーカーだと思ったからだ。

GORE-TEXの人気が高まり、素材が不足気味で、入荷が予定より一か月遅れて12月になってしまった。でも、これくらいどんよりした天気の方が、考えていたスタイリングがハマるはず。いつもお店に来てくれるスケーターのHatayanを誘って撮影にでかけた。今回のNO BIG DEALは、彼の私物のピストに乗ってもらって撮影した。

NO BIG DEAL STYLEについて
NO BIG DEAL STYLEは、スケボーショップHI5が提案するスケーターらしい着こなし。自分のスタイルをブランドや価格ではなくて、自分のセンスで表現すること。 友達に「それいいね」と言わせて、「大したことないよ(NO BIG DEAL)」と返す。そんなスタイリングをお伝えしています。

今年の秋冬は、リアルツリーのカモフラージュ柄が気になっていた。枯れ葉柄のリアルツリーカモを着られる季節は、秋と冬しかない。琥珀色になった街に溶け込んでくれるのがいい。

USEDのREAL TREE CAMOFULAGE JACKET、セーフティグリーンのスエット(GILDAN)、USEDのPOLO Ralph Lauren CORDUROY PANT、セーフティグリーンのソックス(ROSTER SOX)、REFLECTIVE MESSENGER BAG(PACKING)、VANS GORE-TEX HALFCAB

ただ、溶け込みすぎると、スケボーや自転車の移動の時に少し危険だし、スタイリングにシティ感を出すために、セーフティグリーンのスエットとソックスを合わせた。

PACKINGのリフレクターメッセンジャーバッグのおかげで、夜でも安心してクルージングできる。

GORE-TEXで包まれたVANS HALFCABは、オールブラックでストイックな佇まいが良い。ヒールのステッチ部分には、防水テープが貼ってあり、GORE-TEXのディテールがしっかりと表現されている。小雨程度だったら、しっかり水を弾いてくれるし、ミドルカットのボリュームのおかげで、ブーツ気分で履けるのがいい。

撮影日は、まさに富山という感じのどんよりした天気。だけど、スタイリングが決まって、お気に入りのギアに乗れば、笑顔になれる。スケーターは、たくましくて良いな。

葉が落ちた樹々にリアルツリーカモのアウターが馴染んでくれる。撮影した場所は、いたち川沿い。自分にとって、富山の川といえば、いたち川だ。子供の頃は、毎日のようにいたち川で遊んだ。一時期、いたち川沿いにお店を出したくてテナントを探していたこともあった。また時間を見つけて探してみよう。

今回から、テキストだけじゃなくて、撮影も自分でやることにした。写真は、ド素人で下手くそだから、とにかくシャッターを切りまくった。自分の好きな街、好きなスケーター、好きなアイテムの撮影ということで、撮るのがとても楽しかった。これからも、好きを積み重ねながら、撮影していこう。

Model:Hatayan
Photo&Styling&Text:HI5


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