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名前で選ぶスケートシューズとキッズも一人のスケーターという話。

NIKE SBのキッズ用スケートシューズ"DAY ONE"は、"初めの日"という意味だけど、実は、発売前は、違うモデル名だった。最初のモデル名もカッコ良かったけど、リリースした今になってみれば、DAY ONEでよかったと思う。

スケボーを始める日をサポートするという意味があるし、初日から調子が良いシューズという意味にもなる。名前なんて何でも良いのかもしれないし、マーケティング的には品番の方が合理的で便利なのかもしれない。だけど、スケーターにとって、シューズは、体の一部だから、愛着がある方が縁起が良いように思う。「モデル名がカッコ良かった」という理由で、シューズを選んだって良いのだ。

ネーミングだけじゃなく、NIKE SB DAY ONEの良さを、もっと色んなスケーターに実感してもらいたいと思ったから、たまにお店に来てくれるスケーターのShomaに履いてもらって、撮影をした。

Shomaは、スケボーを始めた頃から、たまにお母さんと一緒にお店に来てくれる富山のスケーター。ウィールを買いに来てくれたついでに、色々と近況を聞いていたら、コンテストに出場して頑張っていると言うから、NIKE SB DAY ONEを1足プレゼントした。ついでに撮影もお願いして、フィルマーの80svtrを誘ってクリップを作った。

いつもは、ヘルメットとプロテクターを着けて練習しているけど、この日は撮影モード。Shomaのお父さんがチョイスしたNIKEの黒のベースボールシャツが、DAY ONEにハマっていて、スケーターらしいカッコいいスタイリングだった。

NIKE SB DAY ONEを履く前は、同じシューズを履き続けていたから、新しいシューズには、少し違和感があったようだった。まずは、通学に使ったりして足に馴染ませたらしい。履いた初日は、「ソールがフワフワしていた」という感想だったから、NIKEのズームエアがしっかり機能していたのだと思う。足に馴染んでからは、どんどんトリックにトライできるようになったとShomaのお母さんから聞いて安心した。

今のキッズスケーターは、上手い、スゴい、という話をするけど、キッズを自分とは違うカテゴリーにして、同じようにトライできない自分の言い訳にしているような気がする。大人も子供もお互いにスケーターとして認め合う方がスケートボードカルチャーらしくて良いと思う。Shomaだって、キッズスケーターである前に、一人のスケーターだ。評価は、カテゴリーにするのではなく、彼自身にするべきなのだ。撮影の日、Shomaのトリックに、何度も拍手をしたけど、いつか、彼から拍手をもらえるように、自分も練習を頑張らなくてはならないと思った。

Shomaが履いたDAY ONEは、ブラック&クールグレーというカラー。ピンクのシューレースチップが、パークでもストリートでも目を引く。

性能も品質もデザインも手を抜いていない。DAY ONEは、NIKE SBが、キッズスケーターを一人のスケーターとして認めて作り上げたシューズ。店頭とオンラインで発売中。


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