クラシックなスケートシューズ、ショーツ、POLO SPORT、市電、相棒、街に行く理由。
NO BIG DEAL STYLEについて
NO BIG DEAL STYLEは、スケボーショップHI5が提案するスケーターらしい着こなし。自分のスタイルをブランドや価格ではなくて、自分のセンスで表現すること。友達に「それいいね」と言わせて、「大したことないよ(NO BIG DEAL)」と返す。そんなスタイリングをお伝えしていきます。
DC SHOESのLYNXとNIKE SBのBLAZER MIDを見ていたら、どうしてもショーツに合わせたくなった。スタイリングも決まったから、いつも通り、カメラマンのYoshiくんとスケーターを誘って、撮影に出かけた。
LYNX ZEROは、90年代後半から2000年代に一世を風靡した伝説のモデルDC SHOES LYNX OGを現代版にアップデートしたシューズ。軽いソール、破れにくいスエード、低価格、というスケーターにとってのシューズを選ぶ条件をすべて満たしている完璧なシューズ。
NIKE SB ZOOM BLAZER MIDも、NIKEのクラシックなバスケットボールシューズをスケート用にアップデートしたモデル。NIKE SBというと、DUNKが人気だけど、スケーターにとって、いつでも手に入る普通のシューズとしてのBLAZER MIDの存在は、とても大事だと思っていて、良い色が出たら必ず買っている。
フィラデルフィアのスケーターのように、DC SHOESにPOLO SPORTを合わせるスタイルがしたくて、仕事そっちのけでオンラインで探したストライプのニットポロが、JAHMIRカラーのLYNXにバッチリハマった。NIKE SB BLAZER MIDには、スウッシュカラーに合わせたPOLO SPORTのイエローのナイロンプルオーバーを袈裟縛り。PROPPERのカーゴショーツは、オーバーサイズを選んで、乾燥機で縮めて穿こう。
富山は、市電の街というのが、サンフランシスコみたいで気に入っている。昔ながらの市電が良いと思っていたけど、新しいタイプも、企業広告入りも悪くないな。
撮影したのは、富山駅近くのオフィス街。昔は、この辺りでもスケートできたけど、今は、キックアウトが厳しい。トライするならスキルアップが必須。
撮れ高は、十分だったけど、モデルのTatsushiとSoujiのバディっぷりが良い感じだったから、もう少し撮影することにした。
群れているより、1人で滑り続けているスケーターが好きだ。群れている人間で、カッコいい人に会ったことがない。孤独が人をカッコ良くすると信じている。
群れるのはよくないけど、相棒は、いたほうがいい。1人でもトリックにトライできるスケーター二人が出会うことで、奇跡みたいなことが起きたりする。GIRLもFUCKING AWESOMEも、二人のスケーターが起こした奇跡だ。
最後は、大好きなお店 ANORMの前で。ジェントリフィケーションが進んで退屈になった富山の街に来る理由が、ANORMで花を買うことだったりする。アンジェラが咲き誇る頃に、また行こう。
Model:Tatsushi、Souji
Photo:Yoshi
Styling&Text:HI5
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