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防災食・備蓄食(コロナ対応を中心とした食料品)…その1 日常備蓄品


現在、COVID-19での第5波のピークを東京や神奈川、千葉、埼玉などでは迎えており、病床稼働率も高くなりベットが逼迫している状態であり、すぐには入院ができない状態です。また、大阪や沖縄などでもコロナの第5波の猛威を振るっており やはり病床数が逼迫しています
そのために自宅療養になったり、ホテル療養になること場合もありますが、病院での入院療養でもホテル療養でもそのための調整に時間もかかっています。
体調不良が悪い中での療養期間を乗り切るためにも自宅で過ごすための事前準備も必要となってきます

また、日本は災害列島とも言われており、地震だけでなく、大雪や台風などの災害も頻繁に行っており、コロナが猛威を振るっている中でも自然災害などは起こる可能性あります。コロナなどでの新型感染症、テロなどにも備えて食品など家庭での備蓄をしておくことも必要になっています。

以前から それらの諸々の災害や感染症に対しても2週間分以上の備蓄を政府より推奨されています

今回は、コロナの感染拡大の面と台風が発生し接近、上陸する恐れがある両面から、できるだけ備蓄しておく、購入しておくと良いものを 患者歴が長い私の患者の視点、管理栄養士としての視点から考えてみたいと思います
(栄養士会での災害支援チームでの研修会で学んだ知識も含めています)

今回は、主にコロナ感染など体調不良時の面で必要なものをあげてみます

【備蓄する食品についての基本的なポイント(体調不良時)】

・体調不良時用の食料品の備蓄については、基本的には、常温で食べられるもの、電子レンジ加熱できるもの、熱湯を注ぐだけで良いもの、封をあけるだけなど調理作業がないもの、若しくは調理作業が簡便なものがお勧めです

・保管場所は、常温帯のもの、要冷蔵のもの、要冷凍のものなど条件は問わずに、適切に保存されていれば問題ないです

・包丁で切る、皮をむく作業などは、発熱など体調不良の時には、特に手元がおぼつかないこと、立ち眩みやふらつきなどの症状が出ることもあるため、それにより手を切るなどの不慮の事故を起こす場合もあり、それらの作業がでる食品はあまりお勧めできません

・もし、包丁などの刃物を使用する場合には、カットして切るだけ、スプーンで掬える程度の断面をつくるだけなど、できるだけ切る作業が少なくすることができる食品をお勧めします

・また包丁のかわりに、キッチンばさみを使って袋などを切る作業の方がより安全で無難です

【備蓄食品を選らぶ際のポイント(主に体調不良時をメインに)】
・普段食べている物を少しずつ多めに用意して、食べたらその分を買い足す考え方の『ローリングストック』にする
     選べる食品が増える(賞味期限が1年程度あればよい
   日常的に食べるので自分の好みのものを常備できる
     常に買い置きしてあるものから先に食べるようにすれば、賞味期限切          れによる廃棄を減らせる

 ・ここに普段使いの冷蔵品や冷凍品などの生鮮食品類もを追加する
   それらのものを加えるとより備蓄品でなくても食べる先の食品の選択
   肢がより広がります

・必要に応じて長期保存タイプの食品も加える
   非常用持ち出しバックなどに入れておき、適宜見直す形にするのがお
   勧めです。長期保存タイプでもローリングストックの考え方と同じで
  期限前に少しずつ交換の形にするのがお勧めです

・体調が悪い時や災害時には普段から食べ慣れた食品を食べることでも 安心感を得られます

【備蓄しておくと良いもの】
  備蓄しておくと良いものの上記の条件にあうものでの例を
 下記に列記してみます

★★★主食系で備蓄しておくもの★★★
・ごはん(パック入り、フリーズドライ)
・おかゆ・雑炊(レトルト、フリーズドライ)
・カップ麺
・カステラ、マドレーヌなどのお菓子系で主食に近いもの
・ビスケット、クッキー
・シリアル(コーンフレーク)
・パン(食パンやジャムパン、ロールパンなど)期限が長めのタイプ
・うどん、そうめんなどの麺類
      など

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◆◆◆飲み物系で備蓄しておくもの◆◆◆
・インスタントみそ汁、すまし汁
・野菜ジュース・トマトジュース
・果汁のジュース
・牛乳
・スポーツドリンク、スポーツ飲料系のゼリー飲料
・経口補水液、経口補水液系のゼリー飲料
・お茶類(麦茶、紅茶、日本茶など 無糖・加糖問わず)
・ミネラルウォーター
・茶葉類、粉末飲料
      など

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♥♥♥おやつ系♥♥♥
・ゼリー・プリン・ヨーグルト
・アイスクリーム・アイス・氷菓
・果物(バナナや葡萄、みかん缶、桃缶など)包丁を使わなく良いもの
・果物(オレンジ、りんご、キウイなど)切ったり皮をむく必要があるもの
・○○インゼリーのようなゼリータイプの飲料
・○○メイトみたいな栄養補助食品、そのゼリー飲料
・ゼリーの素、ムースの素
・あめ、タブレット
・ナッツ類
・ドライフルーツ
      など

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▶▶▶おかずや調味料系▶▶▶
・たまご豆腐や茶わん蒸し
・豆腐
・チーズ
・魚肉ソーセージ
・カット野菜
・漬物類
・レトルト食品(親子丼、シチュー類、煮豆、野菜の煮物など))
・缶詰類(魚、肉、野菜、総菜、豆類など)
・ふりかけ
・ゆかり粉、梅干し
・ジャム
・レモン汁
・塩、しょうゆ、酢、ドレッシング、ポン酢などの日常での調味料
・砂糖

     など

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簡単に列記すると上記のようなものがお勧めできます
画像は、自宅にあったものを撮影してみました

次回以降、もう少し、具体的に体調不良時にあると安心な備蓄食品についてのことをまとめてみたいと思います

参考:
経口補水液と手作り経口補水液(ORS)の作り方(2020年8月版)
https://note.com/hi40chan/n/nfcaee1a2a93e

防災向けの備蓄品(コロナ対応を中心とした日用品)
https://note.com/hi40chan/n/n02eff85cc71d



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