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防災向けの備蓄品(コロナ対応を中心とした日用品)


現在、COVID-19での第5波のピークを東京や神奈川、千葉、埼玉などでは迎えており、病床稼働率も高くなりベットが逼迫している状態であり、すぐには入院ができない状態です。また、大阪や沖縄などでもコロナの第5波の猛威を振るっており やはり病床数が逼迫しています
そのために自宅療養になったり、ホテル療養になること場合もありますが、病院での入院療養でもホテル療養でもそのための調整に時間もかかっています。
体調不良が悪い中での療養期間を乗り切るためにも自宅で過ごすための事前準備も必要となってきます

また、日本は災害列島とも言われており、地震だけでなく、大雪や台風などの災害も頻繁に行っており、コロナが猛威を振るっている中でも自然災害などは起こる可能性あります。コロナなどでの新型感染症、テロなどにも備えて食品や消耗品など家庭での日常備蓄をしておくことも大切にあり、必要になってきます

以前から それらの諸々の災害や感染症に対しても2週間分以上の日常備蓄を政府より推奨されています

今回は、コロナの感染拡大の面と台風が発生し接近、上陸する恐れがある両面から、できるだけ備蓄しておく、購入しておくと良いものを 患者歴が長い私の視点から考えてみたいと思います
(災害支援チームでの研修会で学んだ知識も含めています)

主にコロナ感染など体調不良時の面で必要なものをあげてみます

【消耗品】
★トイレットペーパー/ティッシュペーパー★
 生理現象は止まりません。 コロナで下痢が続く場合には必須のアイテムになりますので トイレットペーパーはしっかりと備蓄確保されておいてください。
鼻を噛む時や痰がでる際にもティッシュペーパーは必需品です
(こちらはトイレットペーパーでも代用は可能ですが…)
トイレットペーパーについては 通常使用する分とは別で、少し多めに備蓄されておかれると安心です
9年程前から経済産業省から「万一に備え 家庭でも1か月分の備蓄をといわれてます」通知が出ておりますので、1か月分まではいかずとも、数週間分を確保されておかれることをお勧めします

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  上記の画像は 下記サイトより転載
参考:経済産業省
トイレットペーパーを備蓄しましょう!(2020年8月28日)
https://www.meti.go.jp/press/2020/08/20200828004/20200828004.html

★ウエットティッシュやペーパータオル、タオル、着替えなど★
汗をかいたときや汚れた際などにもすぐにふき取りなどもできますし、食事の前に手を拭くなどでも使用できます

あわせてスポーツタオルやフェースタオル、バスタオルなども準備されておかれると便利です。洗濯が追いつかない場合もありますので。
着がえやパジャマ類も必要ではありますが…


★使い捨てのスプーン、フォークや割りばし、ストロー、紙皿、紙コップ★
飲食をする際に必要になります
また洗い物をすることも体力的に キツクなることがありますので、そのような際にすぐに使用できるよう用意しておくと安心です
感染症ですのですぐに廃棄できる点からも 使い捨てのものも備蓄されておかれることをお勧めします

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★サランラップ、ビニール袋★
食べ物にラップをするだけでなく、お皿にラップやビニール袋に敷いて食品を置いて使えばあまり汚れないでの洗うのも楽になりますし、ラップやビニールを捨てて新しいものに取り換えれば、きれいなお皿になります
保存をする際になどにも使えます

ビニール袋は、上記の画像にあるような スーパーなどにおいてあるシャカシャカとする半透明タイプのものがお勧めです(高密度ポリエチレンのものだとお湯や電子レンジに入れて使用することも可能です)

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★ゴミ袋、レジ袋、使い捨て手袋、ビニール袋★
ゴミを捨てる際にまとめる。食べたものをビニール袋に入れて保管するなど、汚物を破棄する時 衛生的に感染が広がらないように捨てる際にも必要になってきます

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★次亜塩素酸ナトリウム(台所用漂白剤)、アルコール、ハンドソープ★
手指消毒や環境消毒などの感染対応、共有部分の消毒や汚物処理などの際にも必要となりますので、自宅に準備をされておかれてください


他にも必要なもにはありますが、コロナなどの感染症対策での対応だと、ガス、水道、電気が使えないということはないので、上記では そのあたりは今回は考慮しておりません。

災害時だと、水を入れて保管できる容器、カセットボンベなどを準備することも必要になりますし、携帯トイレの準備も必要になってきます



【その他】
●スマホ、携帯電話●
消耗品ではありませんが、延長コードやスマホの充電器なども布団やベットから手に届く範囲におけると、寝ながらでも使用することもできます。
スマホや携帯電話はきちんと 充電がされていればいつでも必要なところへの連絡も付きやすくなります 

◆薬品類◆
飲みなれたお薬や熱さまシート、保冷剤など
また 持病がある方は、普段 服用しているお薬なども少し手元に予備があると安心かと思います。通院日に受診できなくなる可能性もありますので、主治医の先生とご相談されておかれると安心です
熱さまシートや保冷剤などもあれば、身体を冷やしたいときにも使えます

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▶体温計や血圧計、サーチュレーションモニターや体重計など医療関連計測機器類▶
体調を経過観察する上でも、保健所や医療機関に体調報告をされる際にも 数値としてお伝えできますので 手元にあるとより安心です

・血圧計…血圧の確認や脈拍数の確認
・体温計…体温の確認
・パルスオキシメーター…サーチュレーション(体内の酸素濃度の割合)の確認、脈拍数の確認
・体重計…体重の確認 
  普段の体重から1~2%減少は軽度の脱水(50㎏で-0.5~1㎏)
  普段の体重から3~5~9%減少は中等度の脱水(50㎏で-1.5~2.5~4.5㎏)
 の状態になりますので、脱水症状の自覚はなくても 体重測定をして普段の体重と比較することでも脱水の状態の確認をすることができます

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■電池■
体温計などの機器類の替え用の電池の予備も用意しておくのがお勧めです

♥新聞紙♥
これもあると水分をこぼしたときなどにも吸い取りをさせたり、汚物を包んだりなどにも利用できます

上記が 持病が多い私が、個人で気が付いたコロナ対応をメインにした 療養に必要な備蓄品類になります

コロナに限らずに上記のものは 通常の災害時などの防災用の備蓄品としてとして準備しておくと良いものになります

次回以降は、備蓄食、防災食として 用意しておくと安心なものを考えてみたいと思います


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