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育休中のリスキリングについてのつぶやき

話題になっている、育休中のリスキリングうんぬんについて。

育児中に勉強!?育児なめとんのかゴルァ的な意見は、他の方もたくさん書いていらっしゃるのでここでは割愛。
まあ、実際にその間リスキリングできるかって、置かれている環境と、子どもの性質によるよね。
お金が潤沢に余ってて、かつ子どもが毎日よく寝てくれたらできるかもしれないけど、そうじゃない人の方が多いだろう。

私がやや違和感を覚えたのは、産休・育休中のリスキリング支援が、「異次元の少子化対策」の一環であるということ。

「子ども欲しいけど、子育てしたらスキルアップの時間が取れないかなあ……迷うなあ……
え、国が支援してくれるの!?じゃあ子ども産んで、その間に学位取ろうっ♪」

てなるんだろうか??
そんな人、いる?私だったら絶対ならない。
というか、「子どもを産んで会社から離れてる間に、学位取るぞー!」くらいのガッツがある人は、支援の有無にかかわらず、学位やら資格やら取る道を探す気がする。

子どもが欲しいけど産まない/産めない人は、自分のスキルどうこうよりも、より上位概念的な懸念や事情があるんじゃないだろうか。

例えば、こんな要因がぱっと思いついて↓

  • 子どもの教育費を捻出することの不安

  • 自分の仕事に支障が出ることへの懸念

  • 体質的に子どもができにくい

そういうアンケートないのかな、と思ったらあった。内閣府実施。

やっぱりかかるお金が圧倒的な不安要素だとよくわかる。
わかるわー。だって教育、お金かけようと思ったらいくらでもかけられるもん。習い事とかもそのうち始めるんでしょ?
かあちゃん、子どもがキミ一人だったら頑張るけど、二人になって全て倍かかるとか考えられんわ。。。

……という不安に対して、リスキリングというのは
「スキルを高めることで、年収や仕事の効率性を上げて、お金関連の懸念を小さくできる」という「手段」の一つ。だと私は思う。

うん、確かに効果は多少あるのかもしれんけどさ、
国政の場で総理大臣クラスの方がお話になることとしては、もう一段上位に立って、問題の根本にアプローチする政策の話をしてほしいのよね。

そういう意味で、
菅政権がやった「不妊治療の保険適用」であったり
安倍政権(?だよね)の「幼児教育・保育の無償化」であったり
東京都の「第2子の保育料完全無償化、所得制限なし」であったりが、
国や自治体がうつべき、有効な政策だと思うのである。


……なんだかうまく書けないなあと思っていたら、
経済同友会の桜田代表幹事が見事に言ってくれていた。

そう、粒々なのよ。納豆の一粒だけ取り上げて、一生懸命その粘りだけとってるような。
それ、政府をあげて今やることなんかーいって、言いたくなっちゃうのよ。


と思った、節分の翌日の晩でした。
粒々言ってたらお豆食べたくなってきた。余ってる福豆でも食べるかな。

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