SMは“個人の自由“として社会から認められうるか。①
目次
①私の立場と執筆のきっかけ、目的
②SMの問題点、争点は何になりうるか。(予定)
①私の立場と執筆のきっかけ、目的
まずはこの記事そのものと読み手にフェアであるため、私の立場を記します。
私は“SM”という概念にかなり好ましい感情を抱いています。谷崎潤一郎などのSMを芸術的に昇華した作品が好きで、いま存在しているSMのコミュニティに接点があります。SMを行為として経験し、性的な快楽を得た経験があります。一方でフェミニズムなど、SMと対立するかもしれない潮流にもある程