得意を伸ばすべきか?不得意を克服すべきか?
どうも ゆうじろうです。
人材育成に関しては色々考えるところも多いので記事のテーマがつきません…。
今回は、部下をどう伸ばすか?も含まれますし、個人的にも
長所や得意を伸ばすか、
短所や弱点を克服するのか
どちらが良いだろうという考察です。
◼️ 長所を伸ばす
勿論ケースバイケースなので、全てに言える訳ではありませんが、
基本的に長所を伸ばす事に注力すべきと言うのかわたしのスタンスです。
なぜそう考えるかですが、
まず前提として、既に心理学の権威マーケティン、セリグマンらによって個人の、「強み」を見極めて伸ばす事が幸福につながることが提唱され、
ある調査によれば、2000人以上のマネージャを対象に調査した結果、部下の強みを伸ばす指導をしている方が、していないマネージャより2倍成功していたという結果が出ています。
つまり、世間的には答えは出ています。
それらを踏まえ自分の考える理由は、
・得意、好きな事の方が効率が良い
・個人の幸福に繋がる
・成長が早い、伸びる
からです。
当然ですが、得意や好きな仕事で有れば、品質良く、早く仕事が進むので組織的にも効率は良いです。
そして、「好きこそ物の上手なれ」なので個人の成長も早くなります。
そして、失敗があっても、好きなこと、成長出来ている実感が伴うと幸福に繋がります。楽しく仕事したほうがいいに決まってるじゃないですか。
不得意を放って置いても良いのか?
そうは言ってもみんな好きな事ばかりしていたら組織が回らないじゃ無いか
という意見はあると思います。
つまり
1、個人として不得意をそのままでいいのか?
2、組織として回らないのでは無いか?
という問題です。
まず
1、個人として不得意をそのままでいいのか?
に関しては、目標を達成する為に必要なら克服する努力をすべきです。
具体的に説明します。
例えば、将来的に
プロジェクトのリーダーになりたいと考えている
部下がいたとします。
仕事は出来るし、頭も良い、ただし、コミュニケーションが不得意だとこれは克服する努力をすべきだという事です。
チームをまとめて、一つの仕事をなり遂げるには、正確に考えや意見を人に伝える事は必要不可欠であるのは疑いようがありません。
でも不得意な事はやる必要がないと言った事には、矛盾があります。
じゃあ、どうするんだ?
別に説明上手な人と組ませるのかって事ですが、そのように他の人に任せる事を場合によってはありです。
ただこのケースだと、このスキルは目標である「プロジェクトのリーダーになりたいと考えている」の延長にある通過点になります。
なので、最初は苦手でもやらないといけない事になります。
2、組織として回らないのでは無いか?
この問題も結論は、
そんな事はなく、むしろ効率が上がります。
誰もが嫌な事は仕事ですから、みんなでフォローすればいいだけです。
それより得意な事を明確にして、
この仕事なら彼しかいない、
とみんなが思えるくらいにしておくと、
全体効率は上がります。
例えば、専門的な話ですが、
材料に詳しいメンバーがいれば、破損の状態とかの分析を自前で出来る為、外部機関に頼むにしても総合的な判断ができます。
平均的な人ばかりより、突出した能力を持った集団のほうが組織としては強いと考えています。
あらゆる場面で、質の向上と仕事の速さに役立ちます。
○まとめ
得意、長所を伸ばす方がいい
という話でした。
色々取り組むのはいい事です。
何が得意か?好きか?なんてやってみないとわからないですからね。
また、そもそも営業マンが営業嫌いというのは問題外なので、すぐ異動しましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
今日も良いI日を!
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