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【旅録】はじめての両国国技館【大相撲五月場所観戦】

最近めちゃくちゃ相撲にハマっています。

理由は単純で、
デカくてつえぇ男性はかっこいいからです。

なにかに熱中した瞬間のフットワークにだけは自信があるので、数週間前、チケットと有休を片手に国技館へと向かいました。筆者は関西在住のため、久々のオタ活遠征です。


500円。この日はしょうゆ味。


ついて早々メシ食ってるよ…。
どうしても食べたかった国技館の地下ちゃんこ、ABEMAの大相撲チャンネルのコメ欄で「量は少ない」と聞いていたんですが、普通に一食分ありました。国技館グルメも楽しみにしていたんですが、この日はちゃんことおやつのソフトクリームのみとなりました。

2日間観戦したんですが、2日目はポテトと宇良関のおにぎり食ったらお腹いっぱいになりました。またもう一度国技館に行って、今度こそ色々な食いもん漁りたいですね。本当はスイーツ親方の店に行きたかったんですけど、今回より閉店したそうで。この2日間で唯一の泣きポイントでした。

館内には相撲関連の資料を扱う博物館もありました。今回は横綱土俵入りの「型」に関する展示。
すみません、自分、博物館学芸員資格持ってまして…✋ここで働かせてください!!

力士はすごい

四股。鍛え上げられた肉体美が映えます。

力士はすごい。とにかく筋肉がすごい。四股で腰を落としたとき、取組で相手のまわしを掴んでいるとき、あの分厚い体に筋肉のラインが浮き上がってくるのがすごい。いいよなあ。やっぱり体がでっけぇ男性はかっこいいよなあ。

大学時代の健康診断で「体重は軽いですが筋肉量が終わっているので、トータルで見ると隠れデブです」と言われた私と彼らは、ちょうど対極にいるのだろうなあ、と思います。(苦し紛れにちょこザップに通い始めました)

今の勝敗は怪しくねえか…?というときに、
偉い人たちがその場で会議します。
これ、どんなテンションで話してるんだろう…

そして、午前からTVでは取り上げられないような若手の相撲を見ていると、いざ幕内の取組になったときにその迫力の差に圧倒されるんです。立ち合いの音が違う。

理数的な部分には全く見識がありませんが、どうやら力士の立ち合いは、ときに1トン近いエネルギーとなるのだとか。ほぼ交通事故だ…。でもこういうのがアツい。ゲームしてても明らかにパワータイプみたいなボスがスピードだったりテクニックだったりを使ってくると、アツい。

私が観戦した2日間は、幕内の翠富士関が十八番の肩透かしで玉鷲関を破り、また平戸海関が優勝候補の大の里関を破るなど好取組尽くし。館内沸きまくりでした。皆がすごいすごいと盛り上がる中、もちろん私も一人で沸いてました。

出待ちもすごい

国技館には館外に特殊な区画があります。入出待ちスペースです。国技館を出入りする力士たちに直接エールを送ることができます。

佐田の海関。渋かっこいい〜!


出待ちの場合は、力士さんによってはサインなどの対応に応じてくださることもあるそうです。(もちろん強要はNGですが…)

私もぜひ推し力士からサインをもらえれば…と思って待機していましたが、なんと快くOKしてくださいました。それだけでなく、遠方から悲しくも一人で参加した若輩の私に対してあれよあれよとお気遣いいただいた歴戦の奥様たちのおかげで写真も撮ることができました。やったー!写真は載せません!これは私だけの思い出です!

最後に

年配の娯楽と侮るなかれ、大相撲はとんでもない界隈です。

国技館ひとつとっても、ガチャガチャ台、クレーンゲーム台によるランダムグッズの充実、親方がレジ打ちをするうっかり万引きしようものなら法を超えてその場でブチ殺されそうな売店、力士プロデュース弁当とかいう事実上の通年コラボカフェ、そして入出待ちによる圧倒的ファンサ、これらがすべて本場所のチケット一枚で叶ってしまうから恐ろしい。

十年来の知人に「コスパの良い推し活見つけたなあ〜!」と笑われましたが、全くそのとおりでした。

もちろんスポーツ、国技としての側面も素晴らしかったです。取組前の締まった空気感も、立ち合いの一瞬の駆け引きも、組んだときの盛り上がりも全部!まだまだ語りたい魅力がたくさんですが、長くなってきたのでこのへんで。


余談:8月の地方巡業チケットも確保しました!またしても大遠征です。

チケットぴあより

うるせえ。私の街に大相撲が来るんじゃねえ、大相撲をやってる街に私が行くんだよ。

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