2020/10/1 リーゼントの話

リーゼントが流行ったのは50年代、国はアメリカ。(Wikipediaによると誕生自体は1930年代だとか)
エルヴィスプレスリーがロカビリーと同時に流行らせたものだとされているが、こういう流行については何が正しいとかは議論の対象にすらされるほどめんどくさい話なのでさておくとする。
事実としてあるのは50年代のアメリカではリーゼントが流行ってたということ。"リーゼント"は頭にフランスパンをつけたような髪型を想像されやすいが、実際あの盛り上がってる部分は"ポンパドール"と名称がついている。"リーゼント"というのは頭のサイドの髪を後ろにグーッとジェルとコームでもっていった状態の髪型の事を言う。これは界隈では常識とされるが、一般的には誤解されているので一応。


リーゼント+ポンパドールスタイルの流行の歴史は、僕の中では以下のような認識である。

50年代後半ごろ アメリカ エルヴィスプレスリー(ロカビリー)
 ↓
60年代前半ごろ イギリス 初期ビートルズ(ロッカーズ)
 ↓
70年代 日本 矢沢永吉、クールス
 ↓
80年代 アメリカ ブライアンセッツァー(ネオロカ)

80年代の日本のヤンキーの間でなんでリーゼントが流行ったのかよくわからない。しかもオールバックのてっぺんをちょっと膨らませたような初期のポンパドールのスタイルとは違い、ふさふささせた感じになっている。どこでどう変化したのかわからない。
 あと反抗期から生まれたヤンキーのわりにスタイルは全員同じにするという結局郷に従うのは本当に反抗的な感情なのか?っていうのは別のお話。
たぶんビーバップハイスクールなんだろうけど、もっと元祖ヤンキーがいそう。それがキャロルやクールスからなのか、それともネオロカブームからなのか。そもそもブライアンセッツァーが流行らせたネオロカブームは日本ではどういう影響があったのかわからない。
 もう少し調べてみます。興味沸いたころに。


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