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〈やさしい日本語〉で 「いしかわ たくぼく」を よむ

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〈やさしい日本語〉で 石川啄木(いしかわ たくぼく)の 作品(さくひん)を 紹介(しょうかい)します!
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2020年12月の記事一覧

〈やさしい日本語〉で 「いしかわ たくぼく」を よみましょう!

〈やさしい日本語〉で 「いしかわ たくぼく」を よみましょう!

こんにちは。
わたしたちは 北海道の 大学生です。

〈やさしい日本語〉を 勉強して います。

みなさんは 日本の 作家<writer>を 知って いますか?

北海道には 有名な 作家が たくさん います。

わたしたちは 北海道の 作家と 文学<literature>を 紹介しています。

Webサイトでは 小樽の 作家を 紹介して います。

この マガジンでは 石川啄木の 紹介を します

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石川啄木(いしかわ たくぼく)は どんな ひとですか?

石川啄木(いしかわ たくぼく)は どんな ひとですか?

石川啄木(いしかわたくぼく)は どんな ひとですか?

石川啄木(いしかわたくぼく)は 岩手県(いわてけん)で うまれました。

石川啄木は 1907年(ねん)9月(がつ)に 小樽(おたる)へ きました。

石川啄木は 新聞(しんぶん)を かいて いました。

石川啄木は 詩(し)〈poem〉を つくって いました。

その詩は 小樽の ことを かいて いました。

しかし、 1907年12月には

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「短歌(たんか)」って なんですか?

「短歌(たんか)」って なんですか?

石川啄木(いしかわ たくぼく)は 短歌(たんか)を たくさん つくりました。

「短歌(たんか)」って なんでしょうか?

短歌(たんか)は、和歌(わか)の 一つの 形式(けいしき)<style>です。

和歌(わか)は 日本(にほん)で いちばん 古(ふる)い 詩歌(しいか)<poetry>です。

短歌(たんか)は 「5・7・5・7・7」の 音(おと)で 作(つく)った 歌(うた)です。

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かなしきは

かなしきは

かなしきは小樽の町よ/歌ふことなき人人の/聲の荒さよ

<よみかた>

かなしきは おたるの まちよ
うたうこと なき ひとびとの
こえの あらさよ

<この 短歌(たんか)は どんな 短歌(たんか)ですか?>

わたしは 短歌(たんか)〈poem〉がすきです。

小樽(おたる)には 短歌(たんか)〈poem〉を うたう人(ひと)が いません。

人は さわぎます。

その声(こえ)だけが きこえ

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子を負ひて(こをおいて)

子を負ひて(こをおいて)

子を負ひて/雪の吹き入る停車場に/われ見送りし妻の眉かな

<よみかた>

こを おいて
ゆきの ふりいる ていしゃばに
われ みおくりし つまの まゆかな

<この 短歌は どんな 短歌ですか?>

いまは ふゆです。 ゆきが ふっています。

ここは えきの なかです。

かぜが つよいです。 だから、ここまで ゆきが はいります。

電車が きました。 わたしは 電車に のります。

電車の

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アカシアの

アカシアの

アカシアの街樾にポプラに/秋の風/吹くがかなしと日記に残れり

<よみかた>

アカシアの なみきに ポプラに あきのかぜ
ふくが かなしと にきに のこれり

<この 短歌は どんな 短歌ですか?>

「アカシア<acacia>の 木や ポプラ<poplar>の 木が みちに ならんで います。

あきの かぜが かなしいです。」

わたしの 日記に、このように 書いて ありました。

かいた

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