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日記〻サモエド、きみのこと笑いながら食べるピスタチオプリンが光る

3日坊主でも大丈夫、3日間で区切る日記をつづける。


4月23日 (土) 晴れ
月→金息止めて働き週末。
今日も午前中だけ仕事をした。
極端に人が少なくがらんとした社内は本当に居心地が良く、環境って大事なんだねえとしみじみする。午後からは少しでも休日気分を!と思って、前から気になっていたfuzkueに行った。初台か西荻窪か迷って西荻窪。道中で急に「あ・・れ・・?私ってもしかして荻窪や西荻窪に住みたいんじゃないの?」という謎の高揚感と意志みたいなものに包まれて戸惑い。迫る更新or退室のジャッジの日。どうすんだ私?!状態。
初めて行ったfuzkueはとても居心地が良くって、早くまた行きたい。初台も下北沢も。お味噌汁の定食、あのなんとも言えぬしっくり感が忘れられない。
お店の案内書きにある、店主の阿久津さんの文体が好きでメールマガジンも購読した。第一回が届くのが楽しみ。



4月24日(日) 曇りのち雨
友人の仕事を手伝って、お昼ご飯を食べながらだらだら会話。
「素晴らしい」と思う映画に立て続けに出会うと不感症になった気がして怖い。という話が興味深かったし、見えないものって良いよねワクワクするね。という話で盛り上がったりした。「ともだちへのプレゼントに何あげよう?」と相談をされ「形あるものをもらうよりも、何か体験する機会を与えられる方がいい。その後、それについて何度も人に話したり、その体験が後日妙にグッときたりするのが一番嬉しくない?」とすらすらアドバイスしていて。自分自身がそういう価値感を大切にしていると気づいて目からウロコ。本当に会話も反射だなと思う。
夜の少し前に、fuzkueの阿久津さんから洪水のような日記が届いた。嬉
読み始めたら止まらず、心がうるおっていく感覚に。結局1時半くらいまで読んだけど読みきれず。すごい文字量と飽きさせない文体、すごい。好きだ。



4月25日(月) 晴れ
仕事帰りにカネコアヤノさんの音楽を聴いて涙ぐむ。
そして心は大きくスキップしてる。
胸の中に鋭い光が射すこの感じは何なんだろう多幸。
本当に、この人の声が聴こえなかった時期を思うと恐ろしいし聴こえるようになってよかった。最寄り駅の成城石井で閉店10分前にピスタチオプリンを買う。店員さんは、しゃかしゃかの袋に入れてから両手で渡してくれた。ピスタチオプリンも両手で渡してくれるの。嬉しい良い日になった。今夜も阿久津さんの日記を読んでから眠る。人の日記を読むのが好きだから、また日記を続けようとも思った。

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