日記〻どんなパンでもパンはパン

3日坊主でも大丈夫、3日間で区切る日記をつづける。

1月7日(金) 晴れ
朝、ベッドから外を覗き込むと、昨夜の雪。
雪が残っていた。身支度をして早めに家を出る。エントランスを出た所の植木にもっさり積もった雪が溶け始め、つららの様になっていた。朝の日差しできらきらと溶けていくのが儚く綺麗で写真に納めた。夜、珍しく仕事帰りに横浜へ、先日同僚に教えてもらった小さなカメラ屋さんの前を偶然通りかかる。店の奥で現像作業をしているようで、現像液の匂い…(？)がして新鮮。LOMOのカラーフィルムを購入、その後に駅ビルをいくつか冷やかして帰宅。

1月8日(土) 晴れ
土曜日の朝は、10時からオープンするお気に入りのパン屋さんに出かける。バケット、あんぱん、ダマンドショコラ(ラズベリーソースとチョコ入りのクロワッサン)の3つが最近の定番。このパン屋さんは、レシートに印字される品名が全て「パン」なのがとても良い。どんな形、どんな値段であれ、パンはパンなのだ。そこが良い。今日はパン屋さんの2件お隣にあるコーヒーショップに初めて入った。ミネストローネとチーズトースト、オリジナルブレンドのコーヒーで朝昼ごはんだ。パンを買ったそばから別のお店でパンを食べている背徳感。カウンターやら棚やらに本がずらっと並べてある。旅、カフェ、暮らし、風水…たまらないごちゃごちゃ感。居心地が良いのでまたゆっくり行きたい。

1月9日(日) 晴れ
数年ぶりに読書メーターのアカウントを取り直す。2022年に読了した本、直近で読みたい本をぽちぽち登録。最近やっと気が付いたのだけれど、本の選定はその時その時の欲望があらわになって面白い。私は圧倒的に食とエッセイ、たまに暮らしと簡単な哲学。まだ年始の休みのゆとりを引っ張っているのでゆっくり読書ができている。が積読は減らず、嬉しい長い旅が続く。