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超短編小説「高田の場合29」一話完結

・高田はケチではないがATMでお金をおろすとき手数料を取られるのが大嫌いだったので無料でお金をおろせる時間を調べておろしにいっていた

・高田は歩いていてデイリーヤマザキがあるとレアな感じがして入店したくなっていた

・高田はコンビニで働いてる外国人を見ると日本人でも嫌がって人手不足の仕事をよく続けているなと感心するが考えてみれば向上心があって優秀だから祖国を離れて稼ぎに来てるんだからそりゃそうかと納得していた

・高田はYOUTUBEで懐かしのローカルCM集を見るのが好きだった

・高田はスーパーやコンビニの弁当を温める時に昔バイト先にいた先輩が高田と談笑しながら弁当を温めていて取り出そうとした時「熱っ!!」と叫び地面に弁当をひっくり返し「しもたー!!」と言って叫びながら嘆いていた時を思い出して吹き出しそうになっていた

・高田は無職の時に日曜日の夜からパチンコを閉店近くまで打つのが好きだった

・高田はパチンコを打っていて隣の人に話しかけられて雑談することになるとパチンコを辞める時に一言その人に挨拶してから帰らないといけないのか迷っていた

・高田は無職の時に古本屋でゆっくり本を調べて時間を無駄に潰すのが好きだった

・高田は電車やバスを待ってる時に気を失って前に倒れたら車に轢かれて頭グチャグチャになると思うと怖くなって何歩か後ろへ下がっていた

・高田は芸人に対して簡単に面白くないという奴に対して君より面白いから需要があってメディアに出てるんやでと強く批判したくなっていた

・高田は1人で観光スポットに出かけた時に外国人の家族連れが前を歩いていると何食わぬ顔で自分も家族の一員であるかのように一緒になって歩くのが好きだった

・高田は外食した時 接客してくれた店員さんがめっちゃ仕事できて愛想が良いと今日はついてるなと気分良くなっていた

・高田はチェーン店で外食した時 備え付けの調味料を使おうとして
容器に触れてベタベタしてると不快な気持ちになってナプキンで手を拭いていた

・高田はチェーン店で外食した時カウンターで1人寂しくごはんを食べている老人を見ると自分も将来ああなっちゃうんじゃないの?と不安になっていた

・高田はすき家で外食するたびに石原さとみ絶対そんなすき家で飯食ってねーよと思っていた

・高田は「突然ですが占っていいですか」の番組CMが流れると突然ちゃうやんとつっこんでいた

・高田はマニアックなインディーズで好みの曲や芸人のネタを見つけるとその動画を友達に送って反応がいまいちだった時に「君にはまだわからんか・・」などと上から目線で小ばかにしてさも自分が良いものを見分ける能力があるように振る舞うのが好きだった

・高田はYOUTUBEでかわいい動物の動画を見るのが好きだったがその動画の収益で稼ごうとしている配信者は嫌いだった

・高田はめちゃくちゃ良い感じでウンコが出た時そのウンコを流す前に見たかったが立ち上がって振り返って見るのはめんどくさいのでどうにか見る方法がないか考えていた



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