ぺさ。

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短編小説と日記とイラストを書いていきます お笑いとか好きです 好きな言葉は「青春に憧れて・・」

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    超短編小説まとめ①

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    とても暗くて憂鬱になったり切なくなったりします

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やっぱりデブスだった・・

用事があって1週間ほど大阪の安いホテルに泊まっていた 泊まってみて分かったのだが壁が薄くて隣の声や物音がよく聴こえる ドアの開閉音 足音 TVの音なんかが聴こえてくるのである程度良識のある人は、周りに気をつかって静かに過ごそうとするんだが 7日間泊まって1日だけ隣の部屋がやたらうるさい時があった 狭い部屋に2人で泊まってるのか話し声がやたら聴こえ夜中に爆笑しながら 片方が「うるせーよおまえww」と言いながら笑っていた カップルらしかったが俺はそのデリカシーの無さや、自己中的な

    • 超短編童話「女狐」

      ある森の山奥に2匹の狐がおりました。 その内の1匹は人間に化けるのがとても上手く うまく化けれないもう1匹の狐にとって 色々コツを教えてあげる兄貴分のような存在でした しかし持って生まれた天分の違いか 一生懸命努力しても化けるのが下手な狐が うまく人間に変身することが 出来るようにはなりませんでした それでも化けるのが上手い狐は 下手な狐を見捨てるようなことはせず 慰め続け励まし続けていました。 そんなある日 いつものように 2匹の狐が遊んでいると 1人の男が歩いてくる

      • 笑っちゃいけないけど笑ってしまう。

        昔 夏休みに屋外プールの監視員のバイトをしていた時があった バイト自体は暑くて退屈だったが、わりと順調にこなしていき 残り1週間となったある日、いつものように出勤したら 休憩室の空気がいつもと違ってなんか重い。 不思議に思い近くにいた人に「昨日なにかあったんですか?」と聞いたら 「実は昨日ウォータースライダーで事故があってね」と教えてくれ、びっくりしてその後詳しく責任者の人に話を聞いたら、スライダーを滑った子供がまだ下の着地地点にいるのに上から他の子供が滑ってきて追突したらし

        • あんた関係ないやん

          前の職場でみんなでニュースを見ていた時に、大谷選手の活躍の様子が流れた。そしたら元野球部の同僚のおっさんが得意げに大谷のピッチングやフォームを解説してきた。その説明を聞きながら僕が思ったことは 「あんた関係ないやんけ。ただの野球部くずれやないか」ということだった だいぶ昔に 水木しげるの記念展を見に行った時も、他の客のおっさんが やたら大きい声で水木氏が若い頃描いた風景画を見ながら 「こういうのも書けるから凄いんだよ」と自慢気に同行した人に語っていた その感想を聞きながら僕が

        やっぱりデブスだった・・

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          超短編小説「エンドロール」

          きっとずっと誰かを待っていた いつか訪れる何かを待っていた それが誰なのか何なのか分からないまま でもいつもここじゃないような気がして 何にも夢中になれず誰の事も好きになれず もっと本当に心から欲しいものが見つかるまでの 充電期間と自分に言い聞かせた たとえば それは ラジオから流れてきたロックンロール たとえば それは 偶然 立ち読みした古い漫画 たとえば それは 角を曲がった時にぶつかった転校生 たとえば それは 深夜の特番のお笑い番組 たとえば それは バイト先で1人

          超短編小説「エンドロール」

          自分の事がやっぱり好きである。

          ナルシストではないが 自分に興味がある。自分の事が好きである 特別何か才能があるわけでもイケメンでもないし リア充でもないがやっぱり自分が好きだ なぜだろう?もちろん他人になったことないから 他人の人生なんて分からないし 幸せな人生を羨み嫉妬することも沢山あるが、 それでも自分が好きなのだ。 たとえ自分がぼっちになったとしても 周りの人間が僕のような魅力的な人物の素晴らしさに 気づいてない見る目が無い人間の集まりだと思ってしまう 僕はそんな痛い奴なのである。

          自分の事がやっぱり好きである。

          老害と呼ばれても仕方ない奴もいる②

          パチンコを時々打ちに行くが、マナーの悪いおっさんやじじいを見かけることがよくある。こういう人間に出会うたびに気分を害するし介護士の人は本当に大変だろうなと思ってしまう。ある時は自分が打っていてようやく当たりを引くと隣にずっと座って一緒にハマってたおっさんがなぜかふてくされて上皿に玉を少し投げるような仕草をして、天を見上げたと思ったら早々に席を立って僕の真後ろに座り音量をMAXにして台を打ち始めた。嫌がらせのつもりなのだろうか。ある時は大海4で遊タイムスルーして1350回転ぐら

          老害と呼ばれても仕方ない奴もいる②

          馬鹿な先輩のこと ふと思い出した。

          中学の頃 僕は卓球部だったんだが1個上の先輩で飛びぬけて卓球が上手い先輩がいて、顧問に特別目をかけられるエースの先輩がいた。多分その先輩も自分が特別扱いされてることを自覚してるらしく人一倍真面目に部活に励み、僕ら後輩に対しても頼れる先輩のように接してきた。 そんなある日 同じ部活仲間のAが練習中ふざけていたのがその先輩に見つかると先輩はギラついた目で「一緒にやろうよ」と半ば無理矢理卓球台に誘いAに向かって本気のスマッシュを連発し「全然取れてねーじゃねーか!」などと厳しくしごい

          馬鹿な先輩のこと ふと思い出した。

          イラストまとめ14

          女狐 美魔女 体育 口の中ムックの人 こんな気分 さざれ石の 老害 デザイン こんな気分 表紙 観察 はじめまして2 WWW

          イラストまとめ14

          「老害」と呼ばれても仕方ない奴もいる

          昔 パチンコ屋で働いていた時に常連の客で新人いじめのじいさんがいた。 僕が入ったばっかのとき、そのおっさんのドル箱を交換をしたら耳元でやたら何か文句言ってくるのでなんなんだこいつはと思って不思議に思って他の同僚に聞いたら みんな入ったばっかの頃にあのおっさんに色々小言を言われていじめられたと言っていた。しかもなぜか一緒に働いていた店員の中で一番真面目で一生懸命働いていた先輩が一番ひどくいじめられた聞いたのでどんだけ歪んでる奴だよと呆れて軽蔑してたら、そのおっさんのお気に入りの

          「老害」と呼ばれても仕方ない奴もいる

          超短編小説「高田の場合22」一話完結

          ・高田は横断歩道を渡ってて信号が点滅すると急いで渡る人が好きだった ・高田はたまにおかんとLINEするが、おかんがLINEに慣れてきてスタンプ送ってくるとちょっとイラッとしていた ・高田は関西弁で喋ってる人を見ると反射的にさぶっと思ってしまっていた ・高田はおみくじをひくと大大吉か大凶のどちらかを引いてみたかった ・高田はおみくじを引いて大吉だと大吉を引くことで運を使ってしまった気がして不安になっていた ・高田は誰かに弱いものいじめすんなよと守られても誰が弱いものや

          超短編小説「高田の場合22」一話完結

          パチンコ打ってると自分の性格があまり良くないことに気づかされる。

          行きつけのパチ屋に行くと必ずと言っていいほど見かけるデブでブスの常連の女がいる。そいつを発見するたびに(こいつまたいるよ~)と内心小ばかにしながらも若干ちょっと嬉しくなってしまっている。この気持ちはなんなんだろうか?自分よりダメな人間を見つけて安堵しているのか? パチンコを打っててたまに大ハマリした時も少し休憩がてら店内を回って自分よりハマっている人間を探して(ああよかった 自分だけじゃないんだ)とほっとしている。そしてそいつから勇気をもらってまた打ち出す。連チャンして出して

          パチンコ打ってると自分の性格があまり良くないことに気づかされる。

          【漫画】バイトの休憩室

          【漫画】バイトの休憩室

          なんで笑うねん。

          東京で一人暮らししていた時に近所の激安スーパーによく買い物に行っていた。そのスーパーは他の大型スーパーと差別化をするためなのかやたら安くて良い店見つけたなと思って利用していたが、ある日 閉店が決まったらしく最後の数日間 閉店セールをしますとチラシが入口に貼ってあり、潰れちゃうのかぁと少し残念に思っていたが、最後どれだけ安くなるんだろうと淡い期待も抱いていた。それで閉店セールに行ってみたら行列が出来ていて少しびっくりしながらも同じように並んでいたら。前にいた空気の読めなそうな客

          なんで笑うねん。

          無理してジェントルマン気取るのきつい

          自分のポリシーというか、まぁ配慮というのか、どういう女性に対しても表面上は同じような態度で接するように心がけている。というのも昔 バイト先であからさまにパートのおばさんと若い女の子に対して態度が違い過ぎる社員の人たちを見たり、違う職場でも女子には甘いのに俺に対しては酷く冷たい態度を取る料理人の奴にムカついたりして、その時こういう連中にはなりたくないと誓ってからそういう風に生きてきたつもりだが、でもやっぱり内心では明らかに差別をしている自分がいることに気づいた。前にガラガラのフ

          無理してジェントルマン気取るのきつい

          超短編小説「高田の場合21」一話完結

          ・高田はたまに歯間ブラシを使って掃除しないと歯垢を食べてるようで気持ち悪くなった ・高田は庭で落ち葉を掃除してるときちりとりに小石が入ったりするとその小石をゴミと一緒に捨てるとゴミ収集車の故障の原因になりそうで不安になって細かくチェックしていた ・高田は廊下に少し飲み物をこぼした時その飲み物が原因で誰かが転んで怪我してしまったらどうしようと不安になって拭くかまよっていた ・高田はゴミ箱が一杯なのにゴミを無理やり突っ込んでる状態を見ると不快な気持ちになっていた ・高田は

          超短編小説「高田の場合21」一話完結