「こんなこと勉強して何の役に立つの?」に対する私なりの答え

昼飯に食べた二郎系ラーメン

突然ですが私は去年「第一級陸上無線技術士(通称:一陸技)」という国家資格を取得しました。
(一応、国内の無線関係では最高峰の資格です)

これは簡単に言うと、文字通り無線の資格で、
テレビ業界では主に技術系の人が取るものです
なので私のような報道記者が持っていても、特段メリットはありません。

そしてこの資格の一個下に「第一級陸上特殊無線技術士(通称:陸特)」という上記の一陸技の簡易版みたいなものがあります。

テレビの実務的には「陸特」で十分です。
(陸特を持ってると、ヘリコプターに乗って空撮できたりします)

ただまあ陸特でさえも、それなりに勉強は必要。
先日、この陸特取得に励んでいる年下のカメラマンが
「こんなこと勉強しても意味ないし、やる意味がわからない。やる気が起きない」みたいなことを言っていました。

確かに、logの計算とか、サインコサインタンジェントとか、オームの法則とか、
覚えて何になるのかと聞かれると、私も知らんがなです。

日常生活で、「Suicaは電磁気の技術が使われてて、誘電起電力は…」なんて考えるわけがないですよね。

「記者で使いもしないのに、一陸技取るとかすごいね」なんても言われました。

私は何か言い返そうと思いましたが、うまく言葉がまとまらず何も言えませんでした。

なぜ使いもしないことを勉強するのか

勉強が単純に楽しいからー
新しいことを学ぶことは成長できるからー

まあカッコつけた答えはいくらでも思い浮かぶのですが、どれも年下カメラマンを奮い立たせのには弱いな〜なんて思います。

ちなみに私は「やらないよりやったほうが良いでしょ」という感じで資格をとりました笑

夜の街に繰り出して、なんとなく酒飲んで、会社の愚痴を話して、合コンなんかしてみて、散財して。
“そんなこと”してるより、マックで120円のコーヒー片手に勉強してるほうが良いでしょ的なノリです。

あんまり意味を追い求めすぎても、窮屈になってしまうなって思います。
「やりたいからやる」「やらないよりやったほうがいいでしょ」

ってなわけで私は今日も英語を勉強します。
みなさんもぼちぼち頑張りましょう。

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