【浄化槽管理士】合格体験記(2022年度)4/5 合格のコツ(計算問題、浄化槽法の改正点、統計の最新値)

理系の素養は必要か。

 高校の化学、生物の学習経験があると、アドバンテージがある。ないと時間はかかる。(が、時間をかければ過去問は回答できるようになる。)

計算問題を捨てるか。

 2022年度は午前4問、午後5問の計算問題が出題された。計算問題を捨てるのはもったいない。高校の化学基礎レベルの知識が必要だが、パターンがわかれば回答可能である。計算自体は手計算レベルである。

浄化槽法の改正点

 過去の改正(平成12年(2000年)の1度目の改正、平成17年(2005年)の2度目の改正)の概要は把握しておくべきであるほか、最新の改正(令和2年(2020年)4月1日施行の3度目の改正)は重点的に改正点を把握する。

世界的環境問題の最新動向

 パリ協定、COP26など、世界的環境問題の最新動向には目を配り、キーワードや概要を記憶する。

過去問で出題された統計の最新値

 浄化槽基数、汚水処理人口、浄化槽とみなし浄化槽の割合、水資源賦存量、年間降水量など、過去問で出題された統計の最新値を記憶する。これらの最新値は、環境省「令和〇年度末の汚水処理人口の普及状況について」と国土交通省「令和〇年度版 日本の水資源の現況」でわかる。いずれも、両省のWebサイトから入手可能である。