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Tagiru.滞在記 #0

2023年8月。人生に大きな変化をもたらす13日間を過ごしました。スリランカのアーユルヴェーダホテル「Tagiru.」での時間。帰国から2週間が過ぎましたが、そこでの変化はまだ私の中に在ります。

このブログシリーズでは、Tagiru.での13日間の滞在で「あったこと」と「私の中に起きたこと」を残していきたいと思います。

まず、今回は本格的にTagiru.でのことを書き始める前の「#0」として、滞在記とは少し違う角度で、Tagiru.と私のことを書いてみます。

Tagiru.に行った理由

Tagiru.のことはなんとなく知ってはいたのですが、ちゃんと知ったのは2022年の夏。大好きな友人がTagiru.に行っていたことをFacebookの投稿で知りました。

パッと見た印象は、ただもう「なにこれ、すてき…」という感じ。アーユルヴェーダのこともTagiru.のことも、あまりよく知らないけど、なんだかとても心惹かれたのを覚えています。

その友人が年末にFacebookで、いっしょにTagiru.に行く人を募っていたのが、今回の旅のきっかけです。10日間以上の日程でしたが、アーユルヴェーダやTagiru.について深く調べることもなく、ほぼ即決で「行こう!」と決めました。

実は2022年は私にとってなんだかとっても苦しい一年で、私自身も本来のエネルギーがどこかにいってしまったような、心許ない感覚がありました。そんなときだったからこそ、Tagiru.に惹かれたのかも…と、いま振り返ると思います。

このとき「Tagiru.に行く!」と決めた私に「Good Job!」と言いたいです。

アーユルヴェーダって?

アーユルヴェーダといえば、シロダーラ。頭にオイルを垂らしている写真をイメージする人も多いと思います。

でも、実はアーユルヴェーダの本質は「医療」。マッサージだけでなく、診察・投薬・食事・日中の過ごし方など、いろんな角度で心と体にアプローチをしていきます。

ベースとなるのは「ドーシャ」という考え方。人は誰でも、ヴァータ(Vata)・ピッタ(Pitta)・カパ(Kapha)の3つのドーシャを持っていて、その割合は人それぞれ。その「本来のバランス」が崩れてしまうことから不調が起きるため、このドーシャのバランスをその人本来の姿に整えていく。それがアーユルヴェーダの治療です。

ちなみに、スリランカでは、西洋医学の医学部とは別に、6年制のアーユルヴェーダ医学部があるそうです。ドイツやスイスでは保険診療としても認められているとも聞きました。うらやましい!

Tagiru.に行って変わったこと

そんなアーユルヴェーダの治療をTaigru.で受けて、一番大きく変わったのは「内面」のような気がします。「こうあるべき」という"べき論"でがんじがらめになって、どこか見失っていた「自分らしさ」を取り戻したような、枯渇していたエネルギーが湧いてきたような、そんな感覚。

これは一言では言い表せないので、このブログシリーズの中で少しずつ書いていこうと思います。

あとは生活習慣や、食べ物の好み、心地よく感じる温度、日々目にするもの、他の人との距離感、生きていく上でのスピード感…。本当にいろんなものが変わりました。

例えば、話すスピードは0.7倍速くらいになりました。ゆったりしたペースで話してみると、意外にそれにしっくりくる自分がいて。これまでは実はいろんなところで虚勢をはって、1.5倍速で生きていたんだなと思います。

ちなみに見た目もちょっと変わりました。現地では2kgほど体重が落ちただけなのですが、見た目のメリハリ感や表情が変わったな~と自分でも思います。

Day.1はもったり、Day.13はすっきり!
Day.13は無理なく笑ってる感じ!

いかがでしょうか?個人的には心や体についていた余分なものが落ちていって、自分の軸みたいなものが残ったような感覚です。

ちなみに帰ってきてからも、この効果は継続中。実は帰国してからさらに3kgほど痩せました!

ということで、私にこんな変化をもたらしてくれたTagiru.での生活について、これからのんびり書いていこうと思います。

このブログシリーズをおすすめする人

このブログは、Tagiru.での毎日の備忘録でもあるので、Tagiru.で何があったのか、どんな生活だったのか、なるべく詳しく書いていこうと思います。

なので「アーユルヴェーダってどんなことするの?」「アーユルヴェーダホテルでの過ごし方って?」「Tagiru.って何するところ?」「Tagiru.に興味はあるけど事前情報ないと不安!」など、「詳しく知りたい!」という方にはおすすめです。

逆に「これからTagiru.に行くので、何があるかは現地のお楽しみにしたい!」と、現地で玉手箱を開けたい派の方は、行く前ではなく、帰ってきてから「体験の共有」として読んでいただくほうがいいかもです。

次回#1の内容予告

次回は「#1」として、Tagiru.に向かう旅路のわくわくと、到着した日のことを書こうと思います。今のところ1記事に1日のことを書いていこうと思っていますが、いろいろ寄り道もしちゃいそうな気がします。

全何回になるのか、自分でも全く予測がつかないのですが、楽しみながら書いていきたいと思います。ゆったりのんびり更新していくので、気長に読んでいただけると嬉しいです。

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