変えていい事と変えてはいけない事
昨日の夜、今日が楽しみすぎて2時に寝たのに5時半に起きた藤田です。
さて、今回は「言い分は変えろ、理念は変えるな。」というテーマでお話させていただきます。
今の時代を整理してみる。
今は100年に一度と言われているパンデミックの世界を僕たちは日々過ごしています。
コロナが流行る2019年の時点でさえ「情報社会」と言われ続けていましたが、このコロナの影響でより一層、常に状況が変わる世界を創り上げられるようになりました。
良くも悪くもどちらでもよく、僕たちはこの時代の変化に対応しなければなりません。
こんな時代にパンチの力を上げても中々生き残れないだろうし、マスクをしないでスーパーを走り回ったりしても評価はされません。
状況が常に変わるということは、特にビジネスでも生活においても、戦略も常に変えなければいけなくなります。
テーマでいう「言い分」の部分です。「理念」とは目的と言い換えられ、「言い分」が目的のためのアプローチ、戦略、手段と言い換えられます。
「言い分」を変えなければ…
日本人は昔から「初志貫徹」に美徳を持つマインドを持ってきています。
ただそれは「情報社会」になる前の話であって、刻々と状況が変わる今の社会においては不向きなマインドであることは恐らく間違いないです。
例えば、船長さんが航路を予定通りに進むために「右に舵を切れ!」と言って目の前に氷山が現れたとします。
この時もちろん船長さんは「左に舵を切れ!」と言いますが、「言い分を変えない」とは、このまま右に舵を取り続けて氷山にぶつかることです。
「自分の言ったことを最後まで貫け!」スタイルです。筋を通すとかの気持ちは分からなくもないですが、「乗員を目的地まで届ける」という「理念」があるのであれば、ここで左に舵を切ることは当たり前の判断です。
最後まで貫き通した結果が、理念や目的から逸れてしまっては、アプローチ(言い分)が間違っていたと判断するしかありません。
コロナの給付金
今回、国民一人一人に一律10万円の寄付がありました。
この中には「お金持ちなんかにあげるな!」という声も上がっていました。
しかし日本には、「累進課税制度」というものがあります。おおよその話をしますが、年収300万円の人は年間30万の納税を、年収1億円の人は年間4,500万円の納税をしなければなりません。
多く税金を納めていても10万円しかもらえないとお金持ちの人からしたら捉えられますが、お金持ちではない人からそういった発言をしてしまいます。
あくまで10万円の税金の内訳の話をしているだけで、かわいそうとかの話をしているわけではありません。
こんな感じで政府の対策も日々変わります。
日本にコロナを入れるな!
→クルーズ船から拡大するな!
→都心だけで収めよう!
→2、3週間で収束するぞ!
→どうやら2、3年勝負になりそうだ!
まとめ
言い分(戦略)は社会などの状況に対応していかなければいけません。
その中でも、変えてはいけないのは理念(目的)です。
変えるべきもの、変えてはいけないもの。一旦整理しなければ、どこで間違ってしまっているのかの整理もつかなくなってしまいます。
ではまた!
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