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こどもの教育としての部屋掃除

こんばんは、へいです。

夜中になってしまったので寝ようとしたけど、
毎日書こうと決めたので、
書くことにしました。

今日の夜は部屋掃除をしました。
徹底的にです。
キッチンとリビング。
その隣にある和室の子供スペース。
この3箇所です。

掃除は3時間かかりました。
明日もたくさんやることがあり、
早く寝たかったけど、
やると決めてやりました。

きっかけは、こどもの生活の乱れです。
夕食を食べているとき、
姿勢が悪かったり、食事中に遊んだり、
とにかく集中力がなかった。

寝る前も、寝転んでマンガを読んでいる。
何でもそのへんに置きっぱなし。
片付けようとしない。

正直なところ、僕は少しイライラしていました。
やることをやらない子どもたちに。
やることやれよ、と心の中で思いました。
しつけですから、ちゃんと声にもだして伝えました。


夜はいつもと同じながれ。
子供を寝かしつけて、起きる。
そして、家事を始めます。
そのとき、考えました。
どうして、子どもたちはきちんとできないのだろう。
しっかり教えているはずだし、
子ども自身も分かっているだろうに。

そして、気づきました。
部屋が汚いことに。
ものが部屋中に散らかっている。
服が落ちている。
おもちゃがバラバラに散乱している。
本が山積み。
すべてがごちゃまぜ。
1才くん、5才くん、7才くんと3人いると、
その破壊力は凄まじいものです。

あぁ、これのせいかもしれない。
部屋が汚いから、安心して暮らせないんだ、と。
僕自身も、汚い部屋にストレスを感じていました。
生活していくうえでは、支障はない。
だけど、常に行動を邪魔している。

思い返してみると、
その気配を子供からも感じていました。


5才くんが、自主的にドリルをやろうとしたとき、
学習ドリルが見つからない。
消しゴムがみつからない。
せっかく勉強しようとしているのに、
それを環境が邪魔している。

1才くんがお絵かきしようとする。
勝手に油性ペンを出してきて、テーブルに書き始める。
気づいたときには、ときすでに遅し。
僕には、ごちゃごちゃした机で何かしている、
としか認識できていなかった。

7歳くんが、マンガを読んでゴロゴロ。
それ自体は悪いとは言わないけれど、
ごちゃごちゃに散らかった部屋で寝転んでいると、
本人も気持ちがかなりゆるんでいるようにみえた。
ものすごくだらしなく見える。


あぁ、そうだったのか。
僕は思った。

部屋はきれいなほうがいいんだ。
そう考えて、すぐに掃除を始めた。
片づけを始めてみて改めて思った。
ほんと、部屋汚いなぁ。
これじゃ、だらしない生活にもなる。


いつも汚くしているわけじゃない。
ただ、僕は仕事も家事も育児もこなし、
ボランティアやかけっこ教室、その他もろもろしてる。
時間がそれほどあるわけではない。
しかも、部屋を片付けるのは、ほぼ僕だけ。
子供に協力してもらうことはよくあるけれど、
主体は自分。
時間もないし毎日の片づけに疲れたこともあって、
片付けはある程度は適当でいいな、
と思っていた頃だった。


でも、それは結果として間違っていた。
疲れたからと言い訳をして、片付けをしない。
そうして、部屋がちらかり、荒れでしまう。
結果、そこに住む人たちの心が乱れてしまう。
親がその乱れた生活を許してしまうと、
子供にそれが移ってしまうような気がした。
別の視点から言うと、
だらしない部屋にしている親が言う言葉に、
説得力のかけらもない。

いろいろ考えて、こう思った。
こどもが乱れた部屋から影響を受けた。
なんとなくしっくりきた。
きっとそうなんだと思う。

部屋が片付いた。
時間は0時半を過ぎていた。
すごく長い時間がかかった。
疲れた。

ただ、正直なところ、
充実感があった。


おもちゃは片付けられ、見えなくなった。
本はすべて本棚に戻された。
服は片付けられ、文具も片付き、ゴミも消えた。
部屋のレイアウトもあるべき状態になった。 


そして、子供スペース。
こどもの机の上には必要なものしか載っていない。
ドリルとぺン。
子供には毎日1ページのドリルを
するように言っているが、
何も考えずに始められる。
見つからない、場所がない、というストレスはない。

子供はやることやったら、遊ぶべきだ。
だから、ドリルさえやれば、
ゲームしても、工作しても、組み合いっこしても
なんでもよい。
こどもにとっての習慣、
帰宅→ドリル→遊ぶ
がスムーズに行える。
正しい習慣ができると、
生活も乱れにくくなるだろう。


部屋は片付いた。
とてもきれいだ。
僕にとってもストレスが減った。
片付けたいなという迷いが無くなった。
気持ちの良い部屋になった。
イライラすることが減るような気がした。
間違いなく、良い効果がでているはずだ。


明日、起きたとき、
部屋がきれいなことで気持ち良い朝を迎えられると思う。
僕は朝からボランティアの仕事とか
いろいろあるけど、前向きに取り組める。
そして、きっと、子どもたちも喜ぶだろう。
いい週末を迎えられそうだ。


部屋の片付け。
簡単なことだけど、そこに住む人に影響を与える。
そして、子供の教育にも少し影響するだろう。
教育とは、毎日の積み重ねである。
1%の小さな気持ちの違いが、
将来の大きな差を生み出すかもしれない。







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