感情の遅延

僕は比較的、冷静に物事を見極められる人間だ。

自己分析のテストをしたら大抵そんなような結果が出る。
他己分析をお願いすると、ありがたいことに冷静で有ることに加え、視野が広い、客観視ができるなんて評価していただける。

自分も周りも同じ評価ならこの分析は正しい。そう信じ込んでいた。


実際はそうでないことが、ついさっき分かってしまった。
櫻坂46のキャプテン 菅井友香の卒業セレモニーを見に行ったが、現地では全く涙が出なかった。それなのに今更、セトリを聴き直しながら昨日の光景がフラッシュバックして寂しさと悲しさに襲われている。

僕には感情が遅れてやってくるみたいだ。特に怒りと哀しみのようなマイナスな感情対してはその遅れが顕著だ。

振り返れば、卒業式や部活の引退のようなイベントでほぼ泣いてない。大抵、翌日にやるせない哀しみを一人抱えていた気がする。
怒りも同じように遅れてやってくる。そのシチュエーションが一段落して感情が追っかけてくるのだ。


感情の共有ができないから、遅延されると想像以上にしんどい。
一人でその感情を整理しないといけない。これがなかなか難しい。


柴田理恵の瞬涙と僕の感情の遅延を足して2で割って二人ともちょうどいい感情の到達測度にならないかなぁ

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