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あつかったらぬげばいい。

大好きな作家、ヨシタケシンスケさんの絵本『あつかったらぬげばいい』を本屋さんでちらっと読んだ。

絵本といいつつ、どちらかというと大人向け。「あつかったらぬげばいい」に始まって、ユーモアたっぷりの「~だったら○○すればいい」がどんどん続く。

その中でも好きだなと思ったのが、「おとなでいることにつかれたら、あしをじめんからはなせばいい」みたいな内容。文字だけではよくわからなかったが、おじさんがブランコに乗っている絵と、岩のようなところに腰かけて、足をブラブラさせている絵を見て納得した。

大人としてずっといろんなものを背負って生きていくのって、疲れるもんね。おじさんにだってたまには、ブランコに乗ってはしゃぐ時間があってもいいよね。

この本を読むと、自分がいかに「こうあるべき」とか「こうしなきゃいけない」に縛られているかを思い知らされる。ヨシタケさんに、「もっと気楽に楽しくいこうぜ!」って言われているような気分。できることならヨシタケさんの発想力がほしい。

写真は、うちにある『なつみはなんにでもなれる』のなつみちゃん。この絵本もおもしろくておすすめ。