成長の定点観測

少し前に次男が2歳になった。家族みんなでお祝いをする。なんとなく恒例になっている誕生日祝がある。
【毎年のお祝い】
・当日に写真を撮る(本人&家族)
・焼肉に行く
・誕生日祝いのイラストを描く(一緒に写真を撮る)
・お花を買ってくる
・1年間何があったか話す
・(今のところ夫婦で)印章に残った事件や精緻をピックアップして5つ選び、ランキング形式で育児ノートにメモしておく

成長の定点観測の意味では、焼肉が大きい。長男と次男の誕生日で年2回、約半年ごとに行く。
ずっと通い続けていると、ふと「もう長男は大人の補助がなくても、座ってこぼさずご飯が食べられる」「次男は子ども用の椅子に座り、すぐ抜け出そうとする(抜けられるほどの知恵と力がついた)」などの変化、成長に気づく。
もちろん毎日そういうことは多々あるのだが、記念日のおかげで意識的に観察し、改めて「そういえば」に気がつける。

成長の定点観測では、年中行事も観察ポイントだ。同じ行事でも、大きくなるとやることやできることが変わる。
例えば節分。去年まで長男は意味がわかっていなかったが、今年は意味が少しわかってやっていたようだ。意味がわかり、数日前から楽しみにしていた。(先のことを楽しみにできるようになった。行事に意味があることに気づき始めている)。次男は鬼の帽子がとても気に入り、鬼が来て怖かった日としてしゃべる(あったことを記憶して話せる)。
2年ぐらいしたら上の子は豆を食べられるだろう。今年の心残りは写真を撮り忘れたことだ。鬼の帽子がボロボロになる前に写真を撮りたい。

年中行事も、誕生日のお祝いも大人になるまでは毎年一緒にやりたいが、いつまで一緒にやってくれるだろうか。これからは今までとは違うことで成長を感じるのかもしれない。目に見える態度やできることではなくて、買ったプレゼントや言ったことなどに変わるのだろうか。
大人になるまで付き合ってくれないかもしれない。でもちゃんとできる限り成長の足跡をたくさん残して、その軌跡を大人になった子どもに時にプレゼントしたい。
定点観測なら、きっと本人もよくわかるんじゃないかな。


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