イライラ予防にコーピングリスト

にこにこ、ごきげんのことを書いていたら、
1回目の育休復職準備としてコーピングリストを作ったことを思い出した。

コーピングリストとはストレス対処方法のリストのことだ。イライラした時、心の疲れが溜まっているときの解消法のリストとして作った。
復職準備としてはもちろんのこと、子どもがイヤイヤ期に入ってイライラしやすくなっている人やワンオペ育児が多い人などにもおすすめだ。

作り方は簡単で、自分のご機嫌を取るためにできることややってみたいこと、リフレッシュやリラックスできることを書き出してリストにする。
作るときはやっていて効果を感じたことだけでなく、まだやっていなくても良さそう、やってみたい、ものを入れてもいい。試したときの自分の感じ方を振り返り、自分にとってのベストを少しずつ作るイメージだ。
中身もすぐにできる手軽なことから、一人の時間が一日あったら、といった色々なレベルで考えるとバリエーションが広がる。
【私の例】
・コーヒーを飲む
・好きな音楽やラジオを聴く
・一人で喫茶店にてぼーっとする
・お気に入りのギャグ漫画読む
・友達に連絡してみる
・お風呂にゆっくり浸かる
・ちょっと遠くの話題のサウナやお風呂、温泉に行く

リストがあること、作ったことはとても良かった。「大変になったらこうしたらいいんだ」という心の対策がとれたこと、なにより「自分をケアしよう」と思えたことが良かった。

人にもよるが、子どもがいるとイライラすることが増える。自分の思うままにならない、話が通じない、そんな子どもとずっと一緒だ。そのうえ、ご飯、着替え、トイレなど生活するためのたくさんのやることを、そんな子ども相手にやらなくてはならない。更に家事や仕事がプラスされる人もいる。
しかも面倒を見るのが前提なので、自分の時間は少なく、自分のためにできることは減る。
そんな中でコーピングリストは自分をケアすることに意識が向く。心を守るお守りになる。リストがあることで、自分のケアされ、
癒されていい人間だと思える。常日頃は、自分のことは後回しになり、自分はケアする側であることが前面に出がちになる。自分自身もケアされることが必要なことをつい、忘れてしまう。

自分を大事にして、ケアして、休むことは自分のためにも、家族や周りの人のためにもとても大切なことだ。
そしてそうやって休み、ケアの時間を取ることに罪悪感を感じないで欲しい。

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