ルーツを知りたい

先日、家族旅行で広島に行った。
会ったこともない夫の祖父やその家族のお墓に手を合わせてきた。
旅の中で夫に祖父母やその家族がどんなことをしていて、なぜ亡くなったのか、広島の前のルーツはどこにあるのかなどを聞いていた。

以前は自分のルーツに関心がなかったが、夫が話すのを聞いて、自分の子どもにルーツを伝えたいと思うようになった。
自分がどんな土地で生まれたのか、自分の親や祖父母はどんな暮らしをしていたのか、亡くなった理由などをできる範囲で知りたくなった。
ルーツがわかるといろんな仕事や土地に縁ができる。自分につながることとして、親しみが持てる。その範囲が広がると、世界に親しみが持てる。私も結婚して、夫のつながりが広がり、親近感を持てる人や場所が広がった。

多かれ少なかれ人は自分が何者なのか知りたいのではないか。ルーツはそれに応える一つの方法だ。だから自然に興味が出やすい。
これまで、キャリアの棚卸しをするなかで、自分の価値観を整理し、自覚できた。一方で、生まれ育った家庭の環境など、考え方やキャリアに影響を価値観に影響を与えている家庭のルーツ(親自身の価値観や家庭環境など)を考えることはあまりなかった。
親も歳を取り、会う機会も限られている。今度あったらそんな話もしてみたい。

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