【01】エッセイでも書きます

 誰が読むでもないですが、エッセイでも書きたいと思います。私はエッセイを読むのが好きです。好きな作家さんのエッセイをこれみよがしに買ってしまいます。といってもまだ4冊くらいですが。文の終わり方が好きです。オチの回収をしたり、うまいこといって締めたりした時のドヤってした作者の顔が浮かんでくるのが良いです。「自分の文章に酔ってるなぁ、この人。」って思いながらも、気持ちよく酔えるような文章をかけるって最高の気分なんやろなとも思います。熱いことを書くんではなくて、膝かっくんして、読者をふわりと崩れ落ちさせるような締めくくりがかっこいいです。すかした大人。

 なぜ急に書こうとしたのかというと、簡単なわけで、暇だからです。無職の分際で暇とはいかがなものだと私も思います。ただ、「したいことがない」「生きる価値も理由もない」が口癖の私がちょっとしてみたいと思えることがこれなのかもしれません。エッセイを書く題材を探すだけで、毎日の過ごし方がちょっとでも変わればいいなって思っています。手術後のリハビリ。私の将来の夢は食うに困らない売れない小説家です。食うに困らない所と、売れない所がみそです。大学生の時も、暇なので色々なことを文章にし、当時付き合っていた、愛し合っていた彼女に読んでもらうという日課がありました。毎日回想しているので、懐かしくはないですが・・・。短編小説書いたり、それこそエッセイもどきの文章も書いたりしていました。働きたくないって文章も書いたことがある気がします。その腐った根性が今、いかんなく発揮されていますね。これが伏線の回収です、ドヤ。でも、これから食うに困るんだろうなぁ。 

 冒頭に「誰が読むでもない」と書きましたが、特定少数の人にくらいは読んでほしいと思っていますので、不幸にも選抜されたあなたはぜひお付き合いしてあげてください。購読料無料ですからお得ですよ。エッセイって激しい言い方するとその人の恥部を明かすってことだと僕は思っています。直々に御指名をして、恥部をさらけ出そうしている私のことを露出狂扱いせず、心の裸の付き合いがしたいんだなと言う風に認識していただけると助かります。まだまだ浅いですが、一つ目の「お、うまいこと言ったな」という文になりました。恥部をさらしなら、ちょっとだけドヤっとした顔に私はまたなっています。これから自分の文章に自分が酔えるようにがんばりたいです。よろしくお願いいたします。 

 友達にのみ公開しておりましたが、薦めてもらえたので、こちらにも展開していこうと思います。よろしくお願いします。

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