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【109円】Kindle本クリスマスセール他の中でオススメ作品を紹介する【70%OFF】

メリークリスマス!Kindle本クリスマスセールが開催中!読んだことある作品や今回買った作品の中からおすすめをピックアップします。

109円編

海岸列車

バイオレンスアクションやレイリで有名な室井大資先生の初期短編集。どことなく乾いたような雰囲気だったり暴力的だったりの共通点はあるものの、収録作は絵柄も内容もかなり幅があって面白い。ちなみに表題の「海岸列車」は卒論の実験で使わせて頂いたので個人的に結構思い入れがあったり。同じく2巻完結のブラステッドも1巻が109円、2巻が半額になっています。

ライカの星

「宇宙犬ライカが実は生きており、自身で星や文明を作り上げ人類を皆殺しにするため地球へ訪れる」という表題作+3作品が収録。どれも大人向けの絵本みたいなのような漫画でゴッホのひまわりの絵に魅入られた宇宙人を描く「愛の焦土」が好きでした。「ライカの星」は人類を皆殺しにするあらすじ通りの展開には着地しないのでバイオレンスな作品が読みたい人は注意。

星の子どもたち

「ハルタらしい」と思わせてくれるファンタジックかつキラキラした作品集。少女漫画チックで華やかなエフェクトのおかげで画面が楽しい。デビュー前のかなり古い作品も収録されていて作画のクオリティはすこしばらつきがありますがストーリーの方向性はどれも同じく、心温まるような優しい作品ばかり。現在連載中の「夜の名前を呼んで」も全巻半額になってます。

70%OFF編

ラヴクラフト傑作集

シリーズ名の通りH・P・ラヴクラフトの小説をコミカライズしたもの。黒ベタによる闇や影の表現でグッと締まった精緻な絵から紡がれる魅力的ホラー。原作の影響か海外でかなり漫画賞を受賞していたりします。全部で12巻ありますが連作ではないので気になる作品から手に取ってみては。「異世界の色彩」「闇に這う者」「クトゥルフの呼び声」あたりが単巻でおすすめ。

50%OFF編

銀河の死なない子供たちへ

人類が一人も残っていない遥か未来の地球上で暮らす不老不死の子供達がひょんな事から人間の子供を見つけて育てていく物語。「生きることとは」「死ぬこととは」という根源的なテーマについて作者なりの解答を提示してくれる漫画。「バーナード嬢曰く。」で施川先生はSF好きであることを知っていたので、それが存分に生かされているなーという印象を受けます。

EVOL

「悲惨な境遇のせいで世界を呪った子供達が能力に目覚め、その力で世界を滅茶苦茶にぶっ壊す!」という内容。反転したヒロアカみたいな世界観で、邪悪なヒーロー達との能力バトルも見ものの先生らしいアナーキーな作品。カネコ先生は大別すると2パターンの作風があるんですが、これは両方のハイブリッドで新境地!という感じ。過去作も軒並み安くなってるので是非。

世界八番目の不思議

京都精華大学で教員もやられている宇島葉先生の作品。基本一話完結のオムニバス形式の漫画で、8ページ×2(A面・B面)で一話という面白い構成。タイトル通り不思議でおもしろかわいいショートストーリーがズラリと並びます。各巻に必ず一人巨女(脱衣婆、閻魔、女子高生)が出てくるのも特徴。1巻が109円と割安なのでまずはお試しで読んでみるのも良いかもです。

女子には歴史がありまして

「推し武道」の平尾アウリ先生の短編集。ショートショートが多数収録されていて、男女の恋愛からおねショタ、変化球なBLもあったりといろんな話がありつつも百合成分が多目です。10年分の作品なので絵柄の変化はあるものの女の子はどれもかわいい。つかみどころのないシュールなギャグも健在でクスリと笑えます。「かれんちゃんマスター」の時事ネタ分からん!何!?

と、ある日のすごくふしぎ

宮崎夏次系先生の不思議な世界観がギュギュッと詰まったショートショート短編集。その発想何処から生えてきたの!?みたいな斜め上に突き抜ける超展開の数々なのに、どことなくふわっと終わるオチがいい余韻になってます。あと唐突に出て来る悟空の話にやられます。あれはズルい。タブレットで読むのが最適である旨注意があり、スマホで読むとやたらとページが重いです。


一応Kindleクリスマスセールは29日までですが、別セールも同時開催されているらしくそちらは日付が違うようなので早めの購入がオススメです。というかカネコ先生の作品は今日までの模様。

お得に漫画を買って年末年始を漫画三昧で過ごしましょう。

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