主導権を渡す・未来はわからない
主導権を渡す。
勇気がいることだが、決して無駄だけでは終わらない。
将棋の世界では、手詰まりの現状を、あえて相手から攻撃させる、
いわゆる「主導権を渡す」戦略がある。
子育てでも、子供に主導権を渡してみることで、自分で考え、時には失敗から学ぶこともあるだろう。
市場にも、市場自体に、主導権を渡してみようではないか。
未来の株価がわかる、といった連中は、ほとんど価値を生んでいない。
予想なんて、サルがダーツした状況とおなじ、当たればまぐれだ。
未来は決してわからない。
未来がわからない、ことはわかる。
だからこそ、来る大暴落で、自分が消えないために。
今日初めて、プットオプションを買ってみた。
今日初めて、市場に主導権を渡してみた。
はっきりとした付加価値を全く生み出していない連中は、
一般的に未来を相手にしている。