コンフォートゾーンから一歩出て〜リアルイベントの魅力に触れる〜
コンフォートゾーンから一歩出て
東京ビックサイトで開催された大規模な展示会に参加してきました。都市の刺激的な環境に触れ、新たな視点を得るためのとても大切にしている東京出張、私は月に1度は東京に出向き、新しい風を感じることを心掛けています。
どうしても森での生活は平和で静か過ぎてしまうことも否めないので、たまにはコンフォートゾーン¹から一歩踏み出して、自分を刺激的な環境にさらすことも大切だと感じています。
今回の旅の目的は「コンテンツ東京」、それはライセンシングジャパン、クリエイターEXPO、映像・CG制作展、先端デジタルテクノロジー展、広告クリエイティブ・マーケティングEXPOなど、複数の展示会が合体した大規模な展示会でした。更に、隣接するホールではライブ・エンターテイメントEXPO、イベント総合EXPO、eスポーツビジネスEXPOも開催されており、私の業界にとっては絶対に参加すべき重要な展示会でした。
展示会はただの商品やサービスのショーケースではなく、新しいアイデアや発想が溢れており、参加者の人生やビジネスにおける新たな視野となります。
メタバースが熱い
特に目立ったのは、メタバース²に関するブースでした。
広告やイベント業界、そして仮想店舗のファッションや物販など、以前から理論的に提案されてきた概念が、今や実際の技術として実現されています。VRゴーグルが比較的安価で入手できるようになったことにより、消費者にとってメタバースはより身近な存在になってきています。
とにかくこのエリアは、来場者で混雑しており、未来の可能性と期待感を感じさせるものでした。災害時シミュレーションや不動産販売、オンラインイベントでの活用など、その可能性は多岐に渡ります。定義や活用法はまだ探求段階にあるものの、訪れる人々全員が新しい挑戦に熱心に取り組もうというエネルギーが感じられました。
VRゴーグルの没入感
また、メタバース関連にてVRゴーグルを用いたソリューションの紹介ブースも興味深かったです。あるブースでは集団でVRゴーグルを被り、キョロキョロ…。言葉を選ばずにお伝えすると少々滑稽というか、不思議な世界観でしたが、将来はこれが普通の光景になるのかと思いみてました。この周囲からどうみられているのかということも忘れるほどの没入感があるということですね。
VRゴーグルはまだ一般的ではありませんが、私自身は一時期、FacebookやInstagram、また最近流行りのThreads(スレッズ)を運営するMeta社製のMeta Quest 2を使っていました。ちなみに、このVRゴーグルはレンティオでレンタルして使っていました。一か八かで高価な品を購入するよりも、まずは少し試してみるには適したサービスだと思います。
確かに面白い体験はできますが、仕事やエンタメにおける主要なデバイスとして、私は使い込むまでには至りませんでした…。しかし、Apple Vision Proのような新製品が登場すると聞いて、Apple信者としては期待大です。
同業他社の売り出し方の違い
また、同業他社の出展方法の違いも学びの一つでした。同業他社が大集結する中で、各社がどのように自社を売り出しているかを観察することで、新たな視点やアイデアを得ることができました。
この同業者ひしめく中に立ってみて、ふと考えました。自分の会社を選んでくれるお客様が弊社の何を評価し、何を期待してくれているのか…、そしてこれだけ多くの会社がある中で自分の会社を選んでくれたことがどれほど奇跡的なことなのかを考えるきっかけにもなりました。
たくさんの学びを携えて
この展示会での経験や学びは、私のビジネスや人生に大きな影響を与えました。すでに提案をしたこともあり、製造業のクライアントに対してマニュアルの動画化とその閲覧プラットフォームの提案、一般客向けのサービスを展開する企業に対して安価なAIチャットボットの組み込みの提案、有名キャラクターとのコラボ企画など、仕入れてきた商材を新たな弊社の武器として、アイデアとして実現していきます。
以上、仕事ネタということで展示会参加レポートでした。
最後に1枚
展示会場の混雑の中、ふと振り返った瞬間、突如として手元に現れた男性(発泡スチロール製)。驚いて叫びそうになるほどでした。
そんな思い出の1枚を、今回の記事の最後にお届けします。
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