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vol.9 noteブームとディベロッパーとどんぐり拾いの巻。

ずいぶんと間が空いてしまいました。お久しぶりの『考えるどんぐり』ですw。今回も張り切っていきまっしょーい!

現在、どんぐり拾いの道草をしながら、青空ぷらすさん主催のディベロッパー企画をやっております。今回は『なんで更新すべき有料マガジンをほっておいて、道草をしているのか』という、そこら辺の事を書ければなーと思っています。ちなみに今回の考えるどんぐりは『ディベロッパー』をお題にして前後編の2回を予定しておりまーす。

最近、いろんな所で『(今年の始めから始まった)noteブームはそろそろ落ち着いた』という文章を目にしました。

確かに知らない方にフォローされる事も少なくなってきたし、TLの投稿数も前よりは落ち着いてきたかなーと思います。でも正直、そんなもんかなーと思ったりもしてるんですよね。ブームであろうがなかろうが、離れていく人はやっぱりいる訳で。

でも有名なブロガーさんをヘッドハンティングし、それをカンフル剤にしてnoteを盛り上げようという運営さんの判断は正しかったのかなーとは思うんですよね。『記事を量産できる』『記事の魅力で勝負(売ることが)する事が出来る』というブロガーさんの武器は、『TLにコンテンツを並べて買って貰う』というnoteの使い方に、ある意味マッチしていると思うので。

そうして一時的にたくさんの方がnoteに来てくれたのは良かったのですが、時間が経つにつれて離れていく人や休眠状態になってしまった人もチラホラ見かけるようになりました。システムがどうのとか、使っていくうえでの不満はあるのでしょうが、多分、一番の理由は『全然儲からないから』だと思っていますw。

プロブロガーさんにとっては『マネタイズ出来るかどうか』は、特に重要問題でもあるので、(トップのネームバリューを持っている人以外は)早々に見切りをつけて去っていってしまうのかなーとも思いました。ビュー数を稼げないプロユーチューバーみたいな感じでしょうか。「いくらここで面白いことやっても見れくれないのなら意味ないじゃん!」ってw。

で、そうした一連の流れをもって『ブームが来た』とか『ブームが去った』と言われると、なんだか微妙な気持ちになるんですよね。だってそもそも辞めていった人たちは、お金の部分しかnoteをみていなかっただけなんですもん。

本当に語られるべきは、ここで何が生まれたのかということだと思うんですよね。誰が居て、何が語られ、どんな作品が発表されたのか、という事にこそ注目されたらいいのになーって思うんです。『お金が○○円儲かった』ということよりも。

とはいえ、それは理想論なようなもので、その為にはたくさんの人が入ってきて、魅力的な作品が作り出されないと意味がないですし、たくさんの人に作品を見られる機会が必要だと思います。その為には理想論だけではなく『ここに来ればお金が儲かる』というストーリーを見せて、いろんな人を呼び込む必要があるんだろうな、と思うんですよね。

noteにいる人にも、(運営に限らず)分かりやすく語れるメリットを作り出せたらいいのにな、とも思ったりもします。それは『お金が稼げる』でもいいですし、『あの有名人とお友達になれる』でも『作品が取り上げられて有名になれる』でも構いません。もちろん上手くいけば、のおはなしですけどねw。

実際にはそこまでのメリットは語れなかったり、noteを好きな理由も個人的だったりする場合もありますので、誰かをnoteに誘うのに言葉を見失ったりもするんですけどねw。

その逡巡は、誘う相手を飛び越えて自分に返ってくるのです。

あなたは一体何を求めて、あるいは価値を感じて、ここにいるのでしょうか?


今回は、そんな『ディベロッパー』のお話。

ディベロッパー』とは、青空ぷらすさん主催のリレー小説企画で、ぷらすさんが書いた世界・物語に、数珠繋ぎで参加者がおはなしを繋げるという形式で企画されていました。

その後なおさんが、ディベロッパー応援企画として主人公であるダークヒーロー、ディベロッパーを描こうという『みんなのディベロッパー』という企画を立ち上げ、これまた大変盛り上がりました。

ディベロッパー本編は無事に終了しましたが、舞台を『ディベロッパージェネシス』に移して、その世界にいるそれぞれのヒーロー、ヴィランを描くという形で現在も続いております。


私が参加したそもそものきっかけは、なおさんからのお声掛けを頂いた事でした。

なおさんとはmiyaさんとのコラボユニット『トムとジョリー(髭)』で名前を付けてもらった縁もありますし、ツイッターでも仲良くさせて頂いております。そんなある日、ふとLINEで『おもてびとさんのはんこデザインをして欲しい』とお話が来たのです。

その時には、ディベロッパーという企画はすでに知っていて、これも普段から仲良くさせて頂いているぷらすさんの企画でもあったので、参加したいとは思っていたんですが時間の都合上参加を見送っていたんです。もちろん私の有料マガジンの更新もありますしねw。(←)

そんな時に来た、なおさんからの『依頼』でした。

そう、これは『お誘い』ではなくて『依頼』だったんです。(noteでは安いとは言えない)報酬付きの依頼だったんですね。

なおさんからの意外なお話に驚き、それでも面倒くさがりな私は躊躇っておりましたw。

やりたい事はいっぱいあるものの、時間の使い方がヘタな私はいつも大抵ひーこら言っているのでw、例え有償であろうともやっぱり気は進まなかったんです。もちろんなおさんの気持ちには応えたいけど、現実的にそこまで頑張れるかは自信がありませんでした。

そんなことを考えながら返事を保留してつらつら悩んでいたんですが、ふと気になってなおさんに聞いてみたんです。

『なおさんは私に依頼して、どこでメリットを受け取るんですか?』

するとなおさんは、不思議そうに答えました。

『え、特にないですよ。ただディベロッパーが盛り上がればいいなーって』

私が参加しようと思ったのは、この一言ででした。

そうして、私はなおさんにはんこのデザインを描いて、お渡しし(そうして出来上がったのがおもてびとさんとのコラボ作品でした)、おまけのイラストとその商品化権(ブースのやつですね)を付けました。

その後、ディベロッパー企画でも、『あらすじディベロッパー』を立ち上げました。これはコラボ内コラボ企画としても立ち上げましたけど、参加者が出てきてくれずになかなか苦戦中ですw。でも『あらすじを描くことでディベロッパーという話が大体分かる』という本来の目的は必要だと思うので、少なくても私一人でも本編はやりきりたいと思っています。


という訳で、色々としてはおりますが、私がぷらすさんのディベロッパー企画に参加した最初のきっかけは、皆さんの純粋な善意とは違って打算にまみれた動機だったりする事がわかりますw。テヘペロ

お金を貰ったのでディベロッパーを盛り上げよう』なんておこがましい事を言うつもりはもちろんない(そもそも企画が盛り上がるかどうかは企画者の熱意と行動と企画の内容が支持を得られるかどうかだと思いますので)ですが、参加させてもらって楽しい気持ちにさせてもらったり、ユキノフさんのはっちゃけ具合を近くで楽しめたのはw、企画者のぷらすさんだったりなおさんのおかげだと思うんですよね。

そして、

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