田舎の過疎と向き合う

田舎の過疎と少子化は同じように地方が抱える問題と思います。今日はその中でも過疎化とはなんだろうという考察をします。

そもそも過疎化とは

若い人がどんどん都会にいってしまう。出て行った若者が帰ってこない。よそから若い人がこない。そんななかみんながどんどん歳をとっていく。結果的に年寄りばかりの集落に・・・

なぜ若者は出ていくのか

田舎には娯楽がない。ライブもない、コンビニも遠い、買い物する場所もない、直感的に楽しいっていう魅力がない。インターネットで距離という概念なんてなくなったはずなのに…インターネットが充実しただけライブ感のある娯楽が成長した気がします。

もっというと、やりたい仕事がない、行きたい大学がない、田舎にいるままじゃ夢をもっちゃいけないのか。それにしても仕事がない。というよりも求人はあるけど業種がかなり限られてしまう。イメージの話だけど田舎で働いてもお金持ちになれる気がしない。

大学がないというより、大学進学という素晴らしい口実をもとに高校を卒業した若者は田舎から旅立っていく。「大学に行く=立派に育った」というイメージが悪い方に働いてる。その結果今じゃあ、お金さえあれば、お金さえ借りれば大学なんてやる気、志、夢、そんなものがなくても入れる。人生の休み時間てきな感じで入れる。大学を活かせない若者が増えている。

閑話休題

なぜ若者は戻ってこないのか

せっかく大学を卒業したのに、それに似合う仕事は都会か地方都市にしかない。ネットワークインフラを利用した距離の意識がないビジネススタイルが確立していない。結局都会にオフィスが集まる。そもそも求人と求職者のバランスが崩れてしまってもそれを修正する手段がない。

自分の夢をかなえる。やりたいことを職業にするということが正しいこととされている社会にこのバランスの崩壊を是正する手段なんてない。だから若者が田舎に帰るためには

①田舎特有の仕事を稼げる仕事に昇華する

②若者に魅力ある仕事が田舎でもできるようにする

仕事の話は置いといても田舎には田舎特有の人付き合いがあり、性格によってはとてもストレス。3世帯で暮らすことも煙たいとされるのに…

とりあえずの結論

過疎化って、みんながみんな便利さや欲望にむかい行動した結果なのだと思います。いい時代になった。その裏返しが過疎化です。そこに少子化が重なっての今です。

それをふまえて、次の日本がどんなスタイルをとるべきなのか。逆戻りではなく次の日本を模索しないと

いろいろ書きましたがすべて自分の妄想です。

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