ヤマダコラム201901-1

第16回:夢がかなった、中国ママと幼稚園のクリスマス。

子供のころの夢――
幼稚園の先生になりたかった
子供の気持ちが分かる先生になりたかった

それでも大人になる途中、人生の分岐点に立ったとき夢を選ぶことはありませんでした。10年20年、いや30年と時は流れ、ヤマダは上海で生活していました。

2019年になりましたが、今回はちょっと戻ってクリスマスの出来事をば。
12月は気ぜわしい季節。
ムスメの幼稚園ではクリスマス発表会という行事があり、中華料理店で発表会を行ったあと、円卓でランチ。みんなでプレゼント交換、先生からのプレゼント、ビンゴ大会などなど子供が喜ぶプログラムが目白押し。
子供たちはウキウキが止まりません。発表会当日ムスメは、終始スキップ。

そんな子供たちとは対照的に、ソワソワするパパママが若干名。
プログラムの中に、毎年恒例「父兄出し物」があり、担当するパパママたちです。そして、ヤマダもそのひとり!

この「父兄出し物」の為にパパママはひと月以上前から準備をします。
クラスごとにひとつ出し物を準備し、ヤマダを含むクラスは、中国で人気の熊アニメ「熊出没(ションチューモー)」シリーズの主題歌でダンスをすることに。内容が決まって、安堵しながら音源を確認すると、ダンス時間はたったの1分。持ち時間10分なので、時間稼ぎにアニメの熊キャラを使った劇を入れようとヤマダが提案しました。

すると脚本も、ママダンサーも、熊役パパも、衣装係も、ナレーションも立候補が相次ぎ、仕事が忙しいママまで立候補。積極的な雰囲気で準備をはじめました。

ある中国人ママがアイデアを出します。「あのアニメは子供たちみんな知っている。衣装によっては『これはちがう』、ってわかる。でも、着ぐるみの熊パパが出てきたらとっても喜ぶ。」
ナイスアイデア!でも父母会予算もあってどうしたらいいかと、中国人ママに相談。
すると、予算にあう中古の熊着ぐるみを探してくれました。
ただ残念なことに、取引中に業者の一方的な理由で購入できなくなりました。

ママたち頭を抱えます。
う~ん、困った。

再びその中国人ママが「各家庭10元くらい寄付でみんなどう?新品の着ぐるみ買えるよ」、と。クラスのママ達はこころよく賛成。新品の熊着ぐるみを2体購入しました。こうして打合せと練習を重ね、とうとう本番の日を迎えました。

リハーサルを終え本番直前、熊を見て、ヤマダはニヤニヤが止まりません。
熊パパふたりのうち、ひとりはヤマダ夫です、ぷぷぷ。

熊が登場し、子供たちは、目がキラキラ、テンションが上がり、ステージ前にくぎ付け。
盛り上がりムードに登場したママたちも元気なダンス。
終わりの拍手で熊が撤収しようとすると、子供たちが熊に触ろうと次から次へとステージに上ってきました。

群がる子供たちに、熊ヤマダ夫、固まる。
他のパパの助けで熊が退場し、閉幕。
大興奮のステージでした。

もしかしたら、ヤマダの夢はこんなことができる大人になりたかったのかも知れません。きょうは、ほんのり夢がかなった瞬間だったのかも。

いまだ、モヤモヤ中のヤマダ。
モヤモヤなりに、夢がかなう日もあるようです。
平成も終わろうとしているので、ハーサイズの明るいモヤモヤ要員になろうかな。

ドラミ老師、これもアリですよね?

【コラムライター紹介】ヤマダ
2015年藤枝市で開催された、女性起業家講座を受講、講座の内容とドラミ老師の考えに感化されドラミ老師のカバン持ちを志願するが失敗。以降、ドラミ老師の追っかけをするかのようにハーサイズに入会。
ハーサイズのセミナー会員を経て、サポート会員2期目突入した、上海在住の専業主婦。既婚、二児の母であるが未だ、人生モヤモヤ中。将来の夢は、面白く稼いで、夫をひざまづかせること。

一般社団法人ハーサイズ(浜松市女性起業家支援団体)
WEB:www.hersize.jimdo.com/ FBページ:www.facebook.com/hersize