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太陽さんと月


即興詩【太陽さんと月


子供の頃父さんが言ってた

『強い漢になれよ』って。

ある日のこと母さんが言ってた

『あなたは優しいから』って。


いつの間にかその期待に

応えなきゃ、応えなきゃって

行き場がどこだか見失ってた

息も出来なくなってた


ただしゃべれるのが楽しかった

言葉の重さなんか知るよしも無くて


周りからは太陽に見えていても

照らされてるだけの月のように

満ち欠けしたりの繰り返しさ

ah ah… ah ah… ah ah… 

僕は巡ってゆく


嬉しいことが苦しくなったり

楽しいことが嫌になったり

心の右往左往で追い付け

ないや yai yai yai yah


まだ生きてる途中な僕に

悩むことに悩んで人の目が

刺さる 刺さる どうすればいい


ホントウの太陽さんが居たのなら

きっと容易(たやす)そうに笑うだろう

それを見て僕は微笑み返して言うんだ

僕はもうしないよ

ホントウの太陽さんが居たのなら

きっと容易(たやす)そうに笑うだろう

それを見て僕は微笑み返して言うんだ

僕はもうしないよ


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