heroya

大学2年 映画批評 感想文 年100目標 感情のままに書きます

heroya

大学2年 映画批評 感想文 年100目標 感情のままに書きます

最近の記事

ボーダーライン ソルジャーズデイ

戦争は終わらない。人間である限り。 あらすじあるスーパーで自爆テロが発生した。アメリカへのメキシコからの密入国者によるものと推定された。密入国は麻薬カルテルにより運営され、資金源とされている。テロと資金源を断つため、アメリカ政府はこのカルテルのボスを殺すことを計画する。作戦は彼の娘を誘拐し彼の居場所をあぶり出すことから始まった。娘をさらいメキシコに戻ったアレハンドロ。しかし、自爆テロは米国人によるものだと判明し作戦は中止にされる。国境に残されたアレハンドロと娘はアメリカへ国

    • ギフテット -才能とはなにか-

      才能とは「ギフト」なのか、「義務」なのか。 あらすじ フロリダの小さな町で暮らす一人の男フランクと片目の猫フレッド、そして天才的な数学的頭脳を持つ7歳の姪メアリーの話。しかし、彼女の才能が明らかになるにつれその生活が脅かされていく。メアリーの特別扱いを頑なに拒むフランクに対し、彼の母エブリンは、英才教育を受けさせるために彼とメアリーを引き離そうと対立する。奇妙な「親子関係」の行方はいかに。幸せな生活とは何なのだろうか。  才能を持つ人はそれを使うことが幸せなのか、それとも

      • レヴェナント 蘇りし者 ー生と死ー

        「人間も動物なんだよな」、そう強制的に再認識させられた映画だった。 1823年、白人による迫害の時代を生き抜くアメリカのインディアン(ネイティブ・アメリカン)と白人の男たちの物語。仲間と毛皮交易のための毛皮を採掘中にクマに襲われ瀕死になったグラスは、仲間に見捨てられ更に息子まで殺され森に置き去りにされる。しかし、その復讐心と気力で彼は蘇り復讐を果たしにいくのだ。 家族と生と死本作の主題は「家族」「生と死」だと思う。人間とはどんな生き物なのだろうか。自然の中で生きる人間を通

        • -予告篇と本編比較シリーズ-『シャッターアイランド』

           映画の予告篇を見るとどんなイメージ持つのだろう、本編見ると印象変わるんだろうか、そもそも予告篇は何を目指しているのだろう。予告と本編って別作品だよなって思う人も多いと思います。僕も映画知識は少ないですが、一観客として心理的によく思います。そんな疑問を持った先ほどに感化されてはじめました。予告篇だけ見た印象、感想、そして本編を見た後のイメージの変化や映画評論など、2段階に分けて書いていきたいと思います!! シャッターアイランド2009年日本公開の主演レオナルド・ディカプリオ

        ボーダーライン ソルジャーズデイ

          The negotiator 映画

          アトラクション系サスペンスアクションムービー。第三者視点で時間設定が直線で単純なため、エンターテインメントとして観ているだけでたのしい、そんな定番のおすすめ映画だと思う。 時代はまだポケベルが使われ電話も牛乳パックくらいの大きさな80、90年代、テロ事件や立てこもり事件で犯人と交渉役を仕事とするダニー・ローマンが主人公だ。ある日、相棒であるネイサンが警察年金基金が横領されていることに気づくが、何者かにそれが露呈し殺されてしまう。後日ダニーの家から横領の証拠が発見され彼は殺人と

          The negotiator 映画

          “グリーンブック”

          "if I'm not black enough, and if I'm not white enough, and if I'm not man enough, then tell me Tony, what am I !?" この映画のテーマを、「アイデンティティとは何か。誰がどう決めるのか」と解釈した。主人公の天才ピアニスト、ドクは5、60年代の一般的な黒人とはかけ離れた上流階級の白人のような生活を送っているように見える。しかし舞台から離れた瞬間、彼は一般的な黒人とし

          “グリーンブック”