長女の保育園が決まった話

21:50。今日は寝落ちせずにPCに向かうことができた。

長女(2歳)の寝かしつけ担当は私だ。21時には寝かせられるように、20:30頃には毎日「寝るモード」に持っていく。いつの間にか、ベッドに入って寝るまでyoutubeを見なければ気が済まなくなった長女。もちろん寝る前のyoutubeは良くないのはわかっているのだが、すでにこの習慣から簡単には離れられない状態になってしまっている。

「あと1つ見たら寝ようね」と約束をし、私も隣で横になるのだが、娘が寝るのが早いか私が寝るのが早いか、いつの間にか寝落ちしているパターンだ。だいたい24時くらいに目を覚ますのだが、トイレに行って歯を磨くのが精一杯。そこからPCに向かい、溜まった仕事に取り掛かることは100%無理だ。

今日みたいにあっという間に娘が眠りについてくれれば、このようにカベルネ・ソーヴィニヨンをいただきつつ、コンビニで買っておいたスルメをしゃぶりながら、PCに向かうことができる。貴重な一晩になる。


そういえば、ようやく長女の保育園が決まった。先日、親子面接を受け、数日経って、4月からの入園先決定の通知が無事に届いた。これで一安心だが、まさか待機児童になるとは、熱海に移住してくるまで全く予想していなかった。原宿に住んでいた時には、普通に保育園に通うことができていた。認可外保育所ではあったが、オーナーや保育士さんたちのアットホームな雰囲気に娘は馴染み、楽しく通っていた。自宅から徒歩5分、保育料も認可外保育所としては格安の3万円台/月額だった。

少子高齢化が進む熱海で、まさか待機児童になるとは。どうやら、少子化が進みすぎて、保育園が閉鎖されたり、保育士が確保できなかったりしていることが原因のようだ。3歳以上の枠はあっても、2歳以下の枠が取れないらしい。

しかし共働きの我が家にとっては、預ける場所がないことは死活問題だった。次女も10月に生まれたばかりだ。行政のサポートに頼り、一時預かりやファミリーサポートの制度を駆使し、1日5〜6時間は見てもらうことができた。私が朝9時に預けに行き、夕方15時〜16時に迎えに行く。平日週に4日程度だ。基本的にはその預けている間しか仕事ができない。どうしても出張の時には妻のお母さんに来て助けてもらう。

このような子育てと仕事の両立ができるのは、私たちが自営業で、一般的なサラリーマンや公務員と比較して、時間が自由に使えるからだろう。そうでなければ、どこかで何かが破綻していたに違いない。世の中のサラリーマン家庭や公務員家庭で待機児童問題に晒されたらどれだけ大変か、お役人たちはリアルに理解できていないのだろう。

育休ができる会社なんて、どれだけ恵まれているか。会社や職場を責めてはいけないと思う。

男性の育児がどうとか、女性の育児がどうとか、世の中の多くのパパさんもママさんも本当はできることなら、もっと子供と一緒にいられる時間を増やしたいと思う。でも働かなければ食っていけない現状があるのだ。家族を養っていかなければいけないから、一生懸命に働いているのだ。疲れて当然。


1日5時間程度働けば、十分家族を養って、楽しく過ごせる稼ぎになって、それで仕事も家庭も普通にうまく回る社会になればみんな幸せになる気がしませんか?

そういう国に、娘たちが大人になった頃にはなっていてくれることを願うしかありません。

※いやもちろん、超働きたい!働ける!パワフルな夫婦には、それをベースに突き進んでいただきたい!あくまで一般家庭のお話です。

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