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『個性=価値』という考えかた。

皆さんは、『ケロッグ』と聞いて何を思い浮かべるだろうか?

おそらく多くの方は、『コーンフロスティ(コーンフレーク)』『ムキムキのトラ』を思い浮かべるだろう。

ちなみに、ムキムキのトラの名前は、

トニー・ザ・タイガー

である。

昨年M-1王者・ミルクボーイのネタのお蔭もあって、再ブレイクしたコーンフレークだが、日本のシリアル業界の売れっ子は、グラノーラである。

こと、ケロッグ社においても、グラノーラが売上の屋台骨を支えているようで、もはや、トニー・ザ・タイガーだけではケロッグ社の社員は食えなくなった。
(昨年末はM-1効果もあって、急激に売り上げを伸ばしたみたいだが)

しかし、この日本のグラノーラ市場、スーパーなどで先ず目に入るのは、カルビーの『フルグラ』。おそらく、売上も知名度もナンバーワンだろう。
私も毎朝、ヨーグルトと一緒に食べている。

ケロッグのグラノーラといえば、フルグラの1/5ぐらいしかスーパーの商品棚に陳列されていない。ケロッグ社の独り勝ち状態である。

ところが、先日、ふとケロッグのフルーツグラノーラを商品棚で見た時、私は一気にファンになってしまった。

画像の写真を見てみて…いかがだろうか?

何の変哲もない、パッケージかもしれないが、私はある一箇所が目に止まって離れなかった。

『いちごの量 No.1』

そこで勝負するのか、ケロッグ社。
『売上 No.1』『出荷数 No.1』『満足度 No.1』と言った謳い文句はよく聞くが、フルーツ入りグラノーラでいちごの含有量をPRするとは、恐れ入った。

こういったところが、ケロッグ社の個性であって、それがユーザーにとっての価値なのかもしれない。

『自分たちの価値を感じてくれるユーザーに、とことんファンになってもらう』

これこそ、私が目指したいところだ。

このフルーツグラノーラで、こんなふうに感じる人は少ないかもしれないが…私は、あらためて想いに火がついた。

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