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大学生200人に聞いた!「やっておいた方が良いこと」を求める心理のウラ側

こんにちは、「好き」を諦める瞬間をなくしたい人間、ヒロユキです。

今回から、僕が大学四年間で経験したこと、学んだことをシェアしていこうと思います。

栄えある1回目!

第一回目のお題は、大学生からされる質問圧倒的No.1の、「やっておいた方が良いこと」についてです。

去年一年間、AXISの代表として200人を超える大学生と面談しました…笑
人事の人みたいですよね笑

この一年、200人強の大学生と面談しました

その中で圧倒的に聞かれたのが、

「大学生活でやっておいた方が良いことは何ですか?」
「夏休みの間にやっておいた方が良いことは何ですか?」
「就活が始まる前にやっておいたほうが良いことは何ですか?」

といった質問。体感で500回は聞きました。


では皆さんに逆に聞いてみようと思うのですが、

「大学生活で絶対にやっておいた方が良いこと」はなんだと思いますか?



僕の答えは、

「人による」

です。


すみません、今多分がっかりしましたよね。この資格を取れとか、この本を読んでおけとか、インターンをしておけとか、きっとそういうことを求めていたと思います。

実際、面談をした学生の多くはがっかりしてました笑

彼らには、その人向けの具体的なアクションプランを提案していました。

そこで、今回はこの「やっておいた方がよいこと」を求める心理の裏側と、なぜ「人による」のかについてお話していきます。


なぜ「やっておいた方が良いこと」を求めるのか


その答えは、大学生活には既に決まっている「正解」があって、間違えたくない、失敗したくないと考えているから。

資格を取っておかないと損をする、何年生までにインターンに行っておかないと就活で失敗する…などなど

これが、「やっておいた方が良いこと」を求める心理の裏側です。

また特に、
大学生の間なら、起業して失敗してもなんとかなる。
大学生の間に何かしら活動しておかないと、就職できない、あるいは良い会社に就職できず、ブラック企業に行くことになる…

と、「将来の失敗を避けることは大学生活にかかっている」と感じている人が非常に多いです。その結果、大学生活でも失敗を恐れてしまっている。


選択肢の増加による選択の難しさ

昨今の学生は特に、これまで以上に様々なキャリアの選択肢や、キャリア観を提示されていうるように感じます。



TwitterやYou TubeなどのSNSで、簡単に企業の人事、役員、経営者の人からキャリアに関する話を聞く事ができるようになった、

あるいは、聞こうとしなくても耳に入ってくるようになってしまった。

その結果、地位や役職の高い人が言っている、「正解風」のキャリアがたくさん提示され、大学生活のゴールが多様化する。すると、それまでのプロセスである大学生活の過ごし方も多様化する。

大学生活の選択肢が多くなりすぎたせいで、選べなくなってしまうという事が起きている。

ちなみにこういった、選択肢が増えすぎた結果、何も選択できないことをジャム理論と呼びます。

ジャムの種類が多すぎると、ジャムを選べない、スマホケースやイヤホンの種類が多すぎるとかえって選べないあの現象です。


〇〇ができる人だけが、「正解」を引く事ができる

大学生活に「正解」はあるのか

やっておいた方が良いことを求める心理の裏側に、「正解」を求める思考があると述べましたが、そもそも大学生活に正解はあるのでしょうか?

僕は、「ある」と思っています。

そしてそれは、特定の資格やインターン、バイトや部活をするなどといった話ではありません。

それは、

「自分で目標を持ち、意思決定をしてやり抜く大学生活」

です。

この授業は成績Aを取る、このバイトで月にいくら収入を得る、プログラミングで〇〇の言語をできるようになる、〇〇の競技の大会で優勝する、などの目標を自分で決める大学生活です。

なぜなら、自分で意思決定をしたら、自ずと行動量も思考量も上がり、特定の知識やスキルだけでなく、物事を成し遂げる力、課題解決能力、内省力といった何事にも通じるスキルがつきます。また、それに伴って人生経験も深まるからです。


例えば、あなたが友人に勧められてなんとなく、サッカーを始めたとします。

あなたはきっと、サッカー面白いなーくらいのテンションで週2回くらいで友人とサッカーを楽しみ、バイトが入った日は休み、サッカーする気が出ない日は早々と練習は切り上げて友達と飲みにでも行くと思います。

逆に、あなたがもし「社会人チームのレギュラーで選手として出られるレベルになる」という目標を持ってサッカーに取り組んだとしたら‥。

そもそも社会人チームで選手になるには、身体づくりができていないことに気づき、栄養の勉強や筋肉をつけるためのトレーニングをしたり‥。
はたまた効率の良いサッカーの練習方法を追求するために、スポーツ学の専門家や、社会人の選手に話を聞きに行ったり‥

という風に目標を持てば、自ずと必要な行動量や思考量が強制的に引き上げられます。そしてその中で、前述したスキルや人生経験を得ることができる。

こういった力は、もちろん社会に出た後に有益なものになりますし、貴重な経験は人生を豊かにしてくれるはずです。


このように、自分で目標を持って意思決定をしたなら、それは後悔がない、充実した大学生活を送れるはずです。

短い大学生活ですし、せっかくなら後悔のない大学生活にできると良いですね。みなさんのより良い毎日を願っています。


昨日不意に撮った写真。なぜだかこの靴、己の意志を持ってそうに見えた


P.S 1 on 1始めます。


最近就活生や意識高めの大学生の間で流行っている 1on 1というものをやってみようと思います。

※1 on 1 とは、悩みや将来的なビジョン等について、対話を繰り返すことで問題解決や気づきによる相手の成長をサポートする面談のこと。

理由は、こんな記事を書いておいて、じゃあ、自分で意思決定をしてがんばれよ!というのもなんだかドライな感じがするから。少なくとも、大学一年生の頃の僕は自分で意思決定できませんでした。

また、これから広告やWEBマーケティングを勉強するためのチームをAxisの中で作ろうか考えているので、それに関して2,3個の質問をさせて欲しいからです。

ノリで始めるので、気づいたらもうやらなくなっていた、ということもあるかもです笑

ご了承ください。



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