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反応は”宝”なり

こんにちは。「遊ぶように働く」を目標に毎日笑顔で働いているHERO先生です。
小学校の先生をしていて、現在4年生の担任をしています。

「学級どう?」から深堀り

僕の学級では、「学級どう?」というざっくりとしたテーマから出発して、学級を捉える話合いを月に1〜2回行っています。「楽しい」「面白い」「トラブルが減った」など、思い思いの発言から始まって、深掘りしたいテーマをどんどん進むという感じで。これがまた、毎回盛り上がる楽しいプチイベントとなっています。

「うちのクラスは反応がいい」

2学期の半ばを過ぎた頃から、子供たちが言うようになったのは、「うちらのクラスは、反応がいい」ということ。自分たちでいうだけあって、本当にそうなんです。授業でも、毎回盛り上がりを見せ、とにかく楽しい日々を送っています。ついこっちが張り切っちゃうんですよね。

外に出てみて分かった体験

最近では、盛り上がるのが当たり前の日々となったため、特に意識していなかったのですが、この「反応の良さ」を改めて感じたことがありました。それは、先日、校外学習に行った時のことです。

県庁の見学をし、複数の施設を見学しました。子供たちは、施設の方の話に、「わぁ」「すごいっすね」「どうやってやるんですか?」「それ、本当ですか?」「なるほど」など、めっちゃいい反応をして聞いているのです。

これによって、スイッチが入ったのは、施設の職員さん。いつもより詳しく情報を教えてくれました。子供たちは、普段聞けない話にわくわくしながら、さらに話にのめり込みました。
3つの施設を回ったのですが、見学後に、一言お礼に行ったところ、3者に共通して言われたことが「子供たちの反応がすごくいいですね」の言葉でした。みなさん、嬉しかったとのことでした。張り切っちゃって、いつも以上に頑張っちゃいましたとのことでした。

結局、得をしたのは誰かということ。

反応の良さは、相手を喜ばせることになります。
今回の場合、相手がハイパフォーマンスを発揮し、結果として、子供たちにいいものが還元されている。つまり、反応者の子供たちが、結果として得をしているのです。「最高のリアクターは、最高の情報や環境が集まるんだなぁ」と、学級を見ながら学ばせてもらいました。

大人の世界もそうですね。職場においても、いつも笑顔で反応がいい人のところには、結果としていい情報が集まり、いい環境となってます。反応の良さは宝であり、武器であると再認識し、今後の自分のあり方も見つめ直していこうという決意を新たにしました。

おまけ

余談ではあるが、子供たちの反応は、本当にすごかった…。校外学習のおまけとして、水族館に行き、イルカショーを見せたのだが、その時の反応も良過ぎた。拍手喝采で、喜びまくる4年生。それにより、イルカもいい気分になったのだろう。下見に行った時のショーよりも、大幅に大きく水が飛んできて、この寒い時期にびしょびしょに濡れてしまった子供が数名…。やっちまった。

あ、それから、バスの中から「回るロイヤルホストの看板」を見つけたときにも、「スンゲェー。かっこいいーー」と感動の声が上がり、これには笑った。おそらく、あの看板も、その後、いつもより高スピードで回っていたことだろう。周辺の皆様、文字が見えないほど回っていたら申し訳ありません。その看板に罪はありませんので…。


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