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エリーゼのために

ブルボンのお菓子が最高にうまいことは、すでに周知の事実だ。

「懐古なだけ」「思い出補正だ」「今のスイーツについていけてないだけ」などど負け犬たちがいくら吠えても、俺たちはブルボンがうまいことを知っている。ヘヴィメタルが決して死なないように、ブルボンもまた不滅なのだ。

ブルボンの豪華絢爛たるラインナップは、ホワイトロリータに始まり、ルマンドバームロールチョコリエールエブリバーガーきのこの切り株、そしてチーズおかきなど、枚挙にいとまがない。甘いものばかりかと思えば、たまにしょっぱいものを入れてくるあたり、かつて北日本製菓と呼ばれたブルボンの面目躍如である。

そして俺はブルボンが大好きだ。これらの製品ひとつひとつで、数千文字ずつの記事を書けるレベルで愛している。こんな事を書くと「ブルボンの回し者ですか?ドゥフフ」とか「関係者ですか?フヒヒ」とかほざくやつが出るが、それは負け犬の遠吠えにすぎない。「これはいいものだ!」と声高に言うと、すぐにそう言う連中が湧いてきて、相手にして欲しくてぐちゃぐちゃ言う。自分が褒めてもらえないからといって、他の人が何かについてポジティブに語る事を許せない連中だ。相手にするだけ人生のムダである。

俺は好きなものを好きだと言う。負け犬は好きに吠えさせておけばいい。

さて、今日は、世界に存在する全チョコレートがぐちゃぐちゃに溶けるような猛暑にあってなお、指を汚すことなく「オオホのホ」と上品に召しあがれるお菓子、「エリーゼ」について語りたい。

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