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デス・オア・グローリー ディープダイブ -6-野伏(レンジャー)とは

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『 DEEP DIVE(深掘り)』と題されたこのシリーズ記事では、ゲームルールや世界観、あるいはTIPSなど、デス・オア・グローリーをより深く楽しむための様々な記事を不定期で連載してゆく。第6回となる今回は、冒険者の称号から、「野伏」について解説しよう。

野伏(レンジャー)

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地に潜みては見つけることあたわず、獲物を追いては逃すことなし。野伏とは、その名が示すように、山野や森林を流浪し、人知れず暮らす戦士のことだ。優れた狩人であり、屋外での生活術や生存術に深い知識と経験を持つ。

弓手としてはむろん、戦士としての腕前も見事なものだが、盾や重い鎧はあまり好まず、動きやすいレザーアーマー(革鎧)とロングブーツ(長靴)、雨露をしのぐフードつきマントをまとうことが多い。

野伏はけして人嫌いではないが、自分から同族の街や村に近づくことはあまりなく、何か差し迫った理由がある時にだけ人々と関わるようだ。ドルイドと仲がよく、エルフと交流することでも知られている。野伏が冒険者の一行に加わるとしたら、何か深い理由があるのだろう。

野伏はたいてい単独で行動しているが、孤立無援の風来坊ではない。ふだんは各地に散っていても、仲間うちでは同胞団を形成しているのだ。彼らは決められた日に決められた場所で落ち合い、情報を交換しあい、差し迫った危険があれば、それにどう対処するかを話し合う。そして会合が終わると、一人、また一人と、方々へと旅立ってゆくのである。 

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