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デス・オア・グローリー ディープダイブ -7-嘆きの森へ

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ここは血湧き肉躍る冒険の世界。数多くの危険と罠が待ち受け、人々の命はあまりにも短い。この世界は広大にして無辺だ。悲劇と絶望がはびこってはいるが、徳と希望はまだ失われていない。

冒険者よ。家なき者よ。灯火を掲げ、剣を抜くがいい。闇を切り裂き、己の運命を切り拓く時が来たのだ。栄光か死か。二つに一つの選択をなせ。

現在進行形のオールドスクール・ファンタジー

1人用ファンタジーアドベンチャーゲーム『デス・オア・グローリー』初の本格的クエスト・モジュール『嘆きの森』が、10/8にハーミットイン商店でリリースされた。

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ルールブックの発売から4ヶ月。チュートリアル・クエストをやりこんだ人の中には、ヒスイの髪留めを見つけられた人もいれば、そうでない人もいるだろう。だが、冒険の結末がどんなものであれ、君のそばには、レベル2となった冒険者一行がいるはずだ。君がすでに『嘆きの森』を所有しているか、あるいは最近のハーミットイン近況や8310ラジオを聴いていれば:

●レベル2冒険者6体でパーティーを組む(聖騎士のみレベル1になる。『ヒスイの髪留め』に参加できなかったからだ)。
●従者も2体まで同行させてよい(報酬を払えるならね!)。
●重要人物がいる。その名は『キノコの仙人』。
●主な敵はゴブリンだが、トロールも登場する。
●遭遇者も増えた。なんと、オーク豚の呪術師までも遭遇者として登場!

『嘆きの森』は、今後続刊されるクエスト・モジュールがどんなものであるかを占う上で、明白な指針をいくつか示している。それは例えば:

●クエストのルートによって、一行の辿る冒険の内容が大きく変わる。
●重要人物が登場し、物語の鍵を握っている。
●遭遇者は、小さなボーナスだけではなく、しばしば物語に大きな影響をもたらす(全てのモンスターが敵対者とは限らない)。
●エネミーデータが固定となり、対応するミニチュアが必要である。
●冒険中に特殊なアイテムが現れ、アイテム所持数の空きが重要になる。
●戦闘でも、それ以外でも、生死に関わる危険が降りかかりうる。
●ハルクウーベン大陸のどこでこの冒険が起こるかが明示されている。

これらはどれも、クエストの楽しさを増やすものだ。物語をより明確で具体性の高いものにする他、プレイすることで特別な何か(アイテム、情報、あるいは関係)を得たり、あるいは何か(アイテム、関係、あるいはキャラクターの命)を失うこともある。

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