ペイント大全エクストラ:ミニチュア撮影の秘密
イントロダクション
ペイント大全EXTRAは、俺(籾山庸爾)以外の執筆者によってしたためられた、珠玉の増刊エントリーだ。元々Extraシリーズはハーミット・カウンシルのみの収録だが、今回は特別に「ミニチュアペイント大全」に収載する。
執筆を担当してくれたのは、長島 淳氏(Xやnoteではツキカゼ(@TsukikazeZERO)名義)。第1回ベイルファイアでトーチベアラー2017となり、以降のベイルファイアでも必ずエントリーしつつ、常に手を動かしつづける古豪趣味人だ。ペイントまつり2021ではハーミットイン賞を受賞。その他の作例画像でも多数協力してくれている。ハーミットイン・コミュニティテームの一員としても活躍してくれている人物でもある。
今回は氏に、ミニチュアの撮影方法に関する秘密を明かしてもらえることになった。ペイント大全では「ベーシック:ミニチュア撮影伝説」で基本的なことを紹介しているけど、氏の持つ様々なノウハウにも通じることで、君のミニチュア撮影はさらにステップアップするはずだ。
両方合わせて読めばPOWER UPは必定。君もぜひ挑戦してみてくれ!
はじめに
皆さん、ごきげんよう。今回のペイント大全エクストラでは、ペイントしたミニチュアを格好よく撮影するアイデアを私、長島淳が記事として執筆させて頂きました。
皆さんはミニチュアをペイントした後に写真を撮っているでしょうか?
Twitter(X)やInstagramなどのSNSやnoteにアップするため、もしくは完成の記念に撮影している人も多いと思います。
ペイントスペ-スで撮影したり、手に持って撮影するのもライブ感があってそれはそれでよいものです。一方で、背景に凝ることでより素敵な写真になったり、高いストーリー性を持つ写真になったりします。
もっとも私は写真撮影やカメラの専門知識を持ち合わせていません。この記事は『撮影に関する専門知識や高価な機材がなくても、ミニチュアのカッコイイ写真を撮る方法』をお届けします。
それは早速始めましょう!
撮影の手法と基本的なアドバイス
ふだん、私は下記の2通りの方法で撮影しています。
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