🔰ペイント大全ベーシック：ミニチュア製作ツールガイド
よくぞ来た友よ。今回は「ミニチュア製作のツール各種」に関する細かいガイダンスを届けよう。
まずそもそも、なぜペイント大全なのにいきなりモデリングツール...組み立て工具の話をされるのか？ まだこのホビーに出会ったばかりの人もいるだろうから、そこから話をしよう。
君は欲しかったメタルミニチュアをついに手にしたとする。そのまま眺めているだけでも最高にイカしているが、いつの日かそれを組み立て、ペイントしたくなることだろう。そう、組み立てが必要なんだ。これを知らずに、ペイントの筆やカラーだけを全力で揃えていたら、工具の予算がなくなって困ることもあるかもしれない。
そんな君のために、ここでは、ミニチュアのモデリングを楽しむために最低限揃えておきたいアイテムリストや、よりコダワりたい人のために、俺が最近愛用しているオススメの最新版工具リストをまとめた。
まず絶対必要なもの：最低限必要なツール一覧
ツールは便利で、実に色々なものが色々なメーカー/ブランドから出ている。さしあたってツール購入の予算としては、大体6000円前後を想定すればOK!
最低限必要なツール一覧
ニッパー（110円。百均ので十分）
モデリングナイフ(アレックスのスカルペル、880円)
針ヤスリ（魚地球印のライン丸ヤスリ#36、880円）
ピンバイス（タミヤ。1700円前後）
1.2mm径ドリル（200円前後）
1mm径の真鍮線（10本入りで数百円）
瞬間接着剤（アロンアルファ。コンビニで買えば数百円）
真鍮ブラシ（ハーミットイン商店で680円）
洗剤と歯ブラシ（ウルトラハードクリーナーは1200円前後。歯ブラシは150円前後）
シタデル・リキッドグリーンスタッフ（隙間うめ用、916円）
それぞれのツール紹介で、どこに売っているかを書いてある。
ところで、ツールには好みがあるものだ。「シタデルツールが最高にクール」だと思えばシタデルがよかろう。「タミヤが一番だコノヤロウ」と思うなら、タミヤのものがいい。大切なのは、用途にあった道具を、適切に使うことだ。俺がここで紹介しているのは、俺自身の好みであり、優劣をつけるつもりはない。俺自身は、どこかのブランドに統一せず、自分が「いい」と思い、使いやすいものを愛用する。今回紹介するのは、そういうものばかりだ。
ここから先は
寄せられたサポートは、ブルボンのお菓子やFUJIYAケーキ、あるいはコーヒー豆の購入に使用され、記事の品質向上に劇的な効果をもたらしています。また、大きな金額のサポートは、ハーミットイン全体の事業運営や新企画への投資に活かされています。