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手のひらにあるミニチュアから始まる物語、生まれる世界。

俺がガキのころから数十年作り続けている世界「ハルクウーベン」は、1人用ファンタジーアドベンチャーゲーム「デス・オア・グローリー」の登場により、ふたたび「ゲームの背景世界」としての側面も帯びつつある(公式設定としてではなく、一例としてね!)。

「ハーミットイン商店のアイテムセレクションは、俺自身が3つずつ欲しいものしか置かない」こと、「俺が数十年にわたってファンタジー世界:ハルクウーベンを作り続けている」こと、そして「商店での名前やハルクウーベンでの背景は一例にすぎず、みんなは好きにやってくれ」ということを、俺は何度も書いてきた(これからも折に触れては書く)。

逆に言えば、一部の例外(例えばデス・ディーラーはデス・ディーラーなのでハルクウーベンにはいない)をのぞき、ハーミットイン商店のアイテム選択やカテゴリー分け、製品名には、俺が持つファンタジー観の集大成である「ハルクウーベン」に何がしかの関係があるし、商店の各種アイテムは、俺自身のミニチュアコレクションとも完全同期してもいる、ということだ。

今日は、ミニチュアと、彼らの踏みしめる世界について、リザードマンを例に少し話をさせてくれ。


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