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雨天や多湿時におけるスプレー(アンダーコートやトップコート)の話

今年の梅雨はかなり意地悪で、太陽はSHY BOYである。「東京では7月の日照時間が観測史上もっとも短い」と、複数のお天気予言者がご託宣を開陳していた。気温も低く、まさか7月に長袖シャツを着ることになるとは思っていなかったね。だが、来週あたりから蒸し暑くなるという説もある。まあ、令和クンもまだ1年目だから、後何年かやれば慣れてくれるだろう。

俺はかなり詳しいのでこの際言っておくが、この雨季めいた梅雨は、安室奈美恵引退が深く関係していると見ている。太陽のSEASONがなかなか来ないのはそのためだ。これは専門家とも意見が一致しているので間違いない。

とにかく、このジメジメ・シーズンは、俺たち趣味人にとって年間でもっともファッキンシットな時期だ。気圧の急激な変化による偏頭痛とか、洗濯物が部屋干しメインになってモヤッとするとか、肌のコンディションが乱れるとか、一部の野菜が高騰するとかもあるけど、それよりも何よりも、「スプレーがうまく吹きにくい」という、俺たちのホビーライフを直撃する悩みがある。

そもそも、なぜ梅雨どきの雨はスプレーの天敵なんだろうか? これは、スプレーに含まれる溶剤の性質が深く関係している。

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